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2012/03/29

海外の検索クイズと、キーワード選びの基本。

断崖絶壁の孤島 - 画像はWikipedia から

検索ブログSearchReSearchの、水曜恒例・ 検索クイズがアップされてます。

Wednesday search challenge (3/28/12): How long is it?


今週の問題は・・・  (注:思いきり意訳してます。)

「20世紀初頭まで、オーストラリア近海のある島に、固有種の昆虫が生息していた。
しかし、この近海で船が座礁し、救援が来るまで島に停泊。
この際、船にいたネズミが島に上陸した事がきっかけで、この昆虫は捕食され絶滅した。

・・・と思われていた。」

というストーリーで始まります。


※注 : この検索、大きめの 「昆虫」 が主人公です。


「記事の続き」に、画像は登場させないのでご安心くださいね♪
・・・苦手な方は、追試検索 はしない方がいいと思います(^^;
  (生物学科出身の私も、ちょっとビックリした位なので。笑)


心の準備ができた方は、続きをどうぞ~




ところが・・・

この島から少し離れた、別の島。
トップ画像の島に、ロッククライミングに出掛けた一団がいて、
この昆虫の死がいを見つけた。

その後、研究者が調査に入り、生きた成虫を発見。
動物園に持ち帰り、繁殖にも成功した。


・・・というお話し。



で、この島だっていうんですけど・・・


この島、草木が生えていないように見えますよね??
どこに昆虫が生息していたのか、不思議です。
調査に入るのも大変そうだし・・・


さて、本題に戻ります。
この話を読んだ上での、クイズの問題

1) この、絶滅のキッカケになった船の名前は?
2) 昆虫が卵からふ化した時と、成虫になった時の体長は?

というもの。

このクイズ、いつも 「島の名前は?」とか 「昆虫の名前は?」 という問題ではなく、何か「ひとひねり」した内容を聞いてくるんですよ~
更に「検索にかかった時間も教えてね!」 とあります。


元記事の
● Wednesday search challenge (3/28/12): How long is it?

には、既にいくつか回答コメントがついておりますが・・・



私も、今回は5分ほどで発見できました♪
※苦戦する事も多いですけど・・・問題を理解するのに時間がかかったりするし(汗)。(´・ω・`)


英語組の方は
  ["ship * aground" walking stick] って検索したよ!
なんてコメントされてますが、
※・・・どうして「杖」なんでしょう??


私の検索語は、
   [ 昆虫 座礁 絶滅 再発見 ]   です。

後で試したら、 [ 昆虫 座礁 絶滅 ] [昆虫 絶滅 再発見] でもOKでした。
※ しつこいようですが、ちょっとでも虫が苦手な方は、追試しない方がいいと思います…(^^;



せっかくなので、この検索語を解説してみますと、

まず、調べたいものは 「昆虫」 について。
これは、検索語から外せません。

次に、どんな昆虫なのか、特定していきます。


生物って、残念ながら絶滅する種類は多いのですが、
再発見されるケースは少ないですよね。

なので、 「絶滅」 と 「再発見」 のセットは、特徴的な検索語になります。

同じく、「船の座礁がきっかけで絶滅した」という原因も、珍しい=特徴的なので、
「座礁」と「絶滅」 がセットです。




この検索語選び、特許調査でも似たところがあります。

● 「何」について、調べたい?

→ 例) 昆虫、カメラ、調理器具・・・

●「それ」には、どんな特徴がある?

 → 例) 船の座礁がきっかけで、絶滅した昆虫
           撮像素子を動かすことで、手ぶれ補正をするカメラ
           電子レンジ内で、むらのない加熱を補助する調理器具


・・・という、2段構えの考え方が、基本形です。

また、

・「何」 の部分は、検索語から外さない。
・簡単に検索する場合は、「何」の部分を、要約・請求項対象で検索すると、ポイントがぶれにくい。

というような使い方を意識されると、良いと思います♪


それでは。(^^)




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