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特許調査といえば・・・「技術内容から」調べる場面が多いもの。
技術内容から調べる、といえば・・・頻繁に使われるのは 「分類」 と 「キーワード」
これまでの私の講習会、「分類ばなし」比率が高かったんです。
#で、今後「キーワードの話」を増やしたいな、という野望!?は持っていたりします。
「どうしてか?」というと、
これは自分でも理由がわかっていて、
● 分類は、人間(昔の特許庁の方とか)がルールを決めて運用しているもの。インデックス。
● キーワードは、明細書に書かれた日本語。自然言語。
# 統制語、統制キーワードの事は、ここでは考えない事にします。
なのですよね。
自分が検索する時の感覚も、
分類選びは、かなりのところまで理詰めでいけるので「左脳」っぽく、
キーワード選びは、わりと早い段階から「勘」で処理してるので「右脳」っぽい気がします。
# 「言語を処理する脳は、左脳優位ですよ?」 ってツッコミはナシでお願いします~
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ルールのある「分類」は、ルールに基づいて教えることができる。
「キーワード」は、自分が調査する時も「勘」の領域が大きく、教えにくい。 のだと思います。
キーワード、IPC、FI、Fターム・・・ と、
技術内容を検索できる項目、いくつかありますが、
私の感覚では、
● 一番汎用性が高い(=どんなテーマでも使える)のはキーワード。
逆に、
● 楽に検索できるけど、汎用性が低い(=調査テーマを選ぶ)のはFターム。
それから、
● 検索を教えるとき、説明が一番難しい(涙)のも、キーワード検索。
という感じ。
たぶん・・・「100点を取る方法の話」と一緒で、
キーワード検索、教える事のできない領域が多そうです。
分類検索と比べると「勘」の比重が大きいんですよね。。
それでは!
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