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2012/10/22

[雑記]サーチャーの適性分析。


先日よりブログ記事やFacebook経由、地元知人のつて・・・などで、
アルバイト募集の件、地元を中心に、お問い合せを頂いています。
  ※ 募集は継続しております。よろしくお願いいたします。


今日は午前中、おひとりの方と面談させて頂きました。
面談場所は諏訪大社門前のカフェ 「金子茶房」さん。
広く高くとった窓からは、八ヶ岳が見渡せます。


その際に、お話させて頂いた内容のアウトライン、
面白がって頂けたようだったので、
記事の続きでご紹介いたしますね。(ちょい長めです)



4つのポジショニング、というお話です。

あ、私のオリジナルではございません。。(←最初に、お断りしておきます~)


自分の持っている特性、強みと、仕事内容をマッチングさせるための、
「特性分析」として誕生した考え方です。


誰でも4つのポジショニング、どれかが得意、どれかは苦手。

得意なポジションは、
・取り立てて努力しなくても 成果が出てしまう「強み」(=自然にできる事)と、
・仕事や生活の中で、努力して身に付けた「能力」とに分けられる。

そして苦手なポジションは「弱み」。
取り組んでもうまくいかない、ミスが出がち。
ストレスも溜まる。
そんな感じです。


「弱み」は克服してもいいのですが、
仕事の場面ならば、

「強み」を生かした方が確実に成果が出るし、
「弱み」は他の人の強みでカバーするのが、合理的では?

という考え方です。


オリジナルは・・・このように 「職業」 の例で説明されたもの。

4つのポジショニング
丸TA(トップアタック)
・攻撃的、活動的、行動的、積極的な働きをする。人と対面して販売・収益を確保
・主な仕事→営業、販売促進

丸TS(トップサポート)
・フォロー、用意周到、ツール開発などの関係性の強化をする。人に対して信頼関係を構築。
・主な仕事→WEBデザイナー、接客者、弁護士、コンサルタント、医者、カウンセラー

丸BA(バックアタック)
・計画・プラン、作戦立てをし、マーケティングを行う。全体(組織)を戦略的に伸ばすための活動。
・主な仕事→マーケティング、リサーチ、研究者、広報、企画事業、販売戦略の立案

丸BS(バックサポート)
・管理業務、継続作業・改善など全体(組織)の運営を担う。全体(組織)のシステム促進する。
・主な仕事→事務、総務、経理、財務、家事




今日、面接にお越しくださった方には、
先天的強み、後天的能力、弱み、を分析させて頂いて、

当面お願いしたい業務  (=能力)
将来的に、双方の意向が合えばお願いしたい事 (=本来の強み)
この領域の仕事は、避けましょうね(^^;   (=弱み)

など、ご相談いたしました。




私なりに、知財業務を分析してみたのが、下の図です。


知財業務って、

出願権利化系は 「技術部門をサポートする業務」なので、トップサポートが中心。
管理系は、バックサポート系の業務ですねー。

知財戦略とか、作戦を立てるとか、
調査設計もバックアタック系のように思えます。
知財業務の中では、案外異質な部類かもしれません。

渉外などで、物怖じせず、的確に交渉できる方は、
たぶん、トップアタック系の素質をお持ちだと思われます。



また、検索業務だけ、局地的にみると・・・

ヒアリングをさせて頂いたり、より的確な調査条件をご提案するのは、トップサポート
調査設計をするのは、バックアタック
納期や調査費用の交渉は、トップアタック
地道に公報を査読し続けたり、正確に資料を揃えるのはバックサポート
報告書を作成し、読みやすくまとめるのは トップサポート

という感じで、
案外、全要素が入っていたりします。


とはいえ、
「サーチャーに向いているのって、どの特性が強い人?」なんて、考えてみると・・・


調査設計が弱いのは、いかがなものかと思うので、
まずクリアしたいのは、
「戦略性(バックアタック)」 が弱みになっていない事、かな。


じゃあ向いているのは、バックアタックが強みの人?
って思われるかもですが、


私、「それ(BA)だけ」じゃ、サーチャーは勤まらない気がします。。。

ヒアリング能力とか、わかりやすく報告する事も、かなり重要なので、
その点ではトップサポート要素もあった方がいいのです。


組織形態や、業務形態によって、
BA:TS=7:3 くらいがいい、とか、
逆に 3:7 の方がいい場合も出てきますね。> サーチャーの適性。


それでは。



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