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2013/03/25

[素朴な疑問] 講習会からの「1匹いたら10匹いると思え」の巻。



体系的検索コース、
先週木曜日に初〜中級、金曜日に中〜上級の、
それぞれ2回目を開講いたしました。

あ、上の画像右側で、顔出ししてくれているのは、
諏訪在住のスタッフ・仙道さんです。
技術系で、機械分野(特に小型のもの。マイクロマシンですね)のエキスパート!

また、顔はうつっておりませんが…
セミナー風景撮影は宮沢さん、受付などは安本さん。
それぞれ、別の仕事をお持ちですが、
東京地区でサポートして頂ける事になりました。

仲間が増える春、なのです♪ ありがたし。

さて…本題に入ります。

講習会の中で、こんなご質問がありました。

「侵害予防調査って、1件ズバリ公報を発見したら、
 『危険』って事はわかるので、
 残り公報は見なくていいような気がするのですが…
 どうなんでしょう?」

皆さんだったら、どんな風に答えますか?

記事の続きから、酒井の答えを発表します。
但し、
酒井の答えなので、おちゃらけてますよ!(笑)

…ヘンな答えを許せる方だけ、続きにどうぞ♪
あと、お食事中の方は、念のため時間をおいてご覧ください。


侵害予防調査(パテントクリアランスとか実施前調査、FTOとも)って、
ハッキリとは目に見えないものを含めて、リスクを回避するって事ですよね。


通常、全ての特許はチェックできないので、
技術分野など、範囲を決めて調査します。

たとえば…

時々キッチンに現れる、黒い虫。(爆) ←ちなみに長野にはいません。

大嫌いだし、キッチンに来ると不衛生(≒リスク)でもある。
できれば地球上から撲滅したいくらい…!(≒全特許情報を見る)

けれども、地球全体から撲滅するには、
時間も財力もいるので、それは諦めて、

憎き黒い虫を、
まずは自分の家から追い出す、としましょう。(≒調査の外枠)

一番重要なのは、やっぱり清潔を保ちたいキッチン!(≒最重点エリア)

一大決心!
対決する覚悟を決めまして…

ぎゃーー!
1匹みつけた!獲った! (≒ 要注意公報、1件発見)

ぜーはーぜーはー。


はーーー。疲れたぁぁぁ。
これで黒い虫退治、終わらせていい?
( ≒ 公報1件発見したから、おわりっ♪)

ダメよ〜!そこで終わらせちゃダメー!


はい。ここです。


家の中(製品を投入するエリア)に、
黒い虫が1匹いた(特許が1件あった)ってことは…

昔から言うじゃないですか!
1匹いたら10匹(30匹とも)いると思え、って。(汗)


たぶん、残り9匹と共存するのはイヤだと思うので、
家の中じゅう(最初に決めた調査範囲全体)を、
全部・一通り見て、
必要なら対策をとって、

「大丈夫!私の家の中はきれいよ★」

という状態にする。


それが、侵害予防調査ってものかな〜、って思うんですよね!

こんな講座(どんな講座だ…)の濃縮版、
1日エッセンスセミナーを、4月18日(木)に開催します。

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