代表取締役・酒井美里ブログ
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2013/09/26
[つぶやき]「件数が絞れない」ということは?
Lake Minnetonka / Source : Pinterest
酒井です。
今日は長野勤務。寒いですよー。
長袖カーディガン羽織っております。
さてさて。
「検索してみたけど、件数が全然絞れなくて、見る気にもなれません。」
「でも、AND演算を追加すると、一挙に件数が減ってしまうし。。」
・・・電気・機械系だと、よくあるパターンかもしれません。
ひとりで検索してる時だと、
「もうだめだ~」 と、諦めてしまっている方もいるかも?
この場面の前半、 「件数が絞れない」 ことについて、
ちょっとつぶやいてみます。
件数が絞れない、って状態は
先行資料を探そう、とか、
公報を読もうとされてる方にとっては
「うっわ!こんなにたくさん読めない」って状態でもあります。
が、
それに加えて、
「今、データベースに入力してある内容※って、 (←キーワードとか分類とか)
全然、新しくないって事じゃない??」
って事を、件数が教えてくれてるのかもしれません。
検索で1000件ヒットしている、ということは、
個々の公報の内容はともかくとしても、
同じような分類・キーワードを含む出願が、最低1000件ある、ということなので。
この話、最近の講習会では
「デジタルカメラの歴史」 という例で、説明させて頂いてます。
1990年代後半だと、
「デジカメ」そのものが珍しかったので、
電子×カメラ、みたいな検索でも、そこそこ絞り込みができたと思うんです。
2000年代前半は、デジカメが普及してきて、
特許検索でも、電子×カメラ みたいな検索では絞れない。
デジカメ×手ぶれ、とか、
電子×カメラ×小型携帯機器、のような絞り込みが始まる時期。
今だと、手ぶれ補正も、スマホのカメラ機能も当たり前なので、
デジカメ × スマホ × SNS投稿 とか、
デジカメ × Wi-Fi ×ネットワーク共有、 みたいなのが、新しいのかな??
例え話が冗長になってしまいましたが・・・
まとめると、
当たり前になった技術は、特許検索でもたくさんヒットする。
逆に、たくさんヒットする技術は、「多くの人が考えている可能性が高い物・事」
・・・って感じになるでしょうか。
「でも、キーワードを追加すると、一挙に件数が減っちゃうんですよねー?」
そちらに対処するTIPsは、また次の機会に♪
それでは。
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