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2013/12/18

[過去記事][JP]分類表とハイフンと、統一処理のことなど(1)


Pilleistä tehty himmeli / Source : Pinterest

※こちらは旧・アメーバブログ過去記事の再編集版です。
 
2009-11-30 13:13:26[JP]異表記つながりで、ハイフン&統一処理のことなど。


日本特許の場合、普段は気付きにくいのですが、
テキストデータの中に

 「ー(長音)」 と 「-(ハイフン、マイナス)」が


混ざっているケースがあります


たとえば 「ソニー」 と 「ソニ-」 とかですね。


また、案外盲点、かつ侮れないのが、

分類定義文
 です。

どういう事かというと・・・?



ええと、実例を見て頂いた方が、わかりやすいかと。

特許庁のIPDL 「パテントマップガイダンス」 で
分類(Fタームリスト)の、キーワード検索をします。


検索内容は、

1) 「コンクリート」 (長音)
2) 「コンクリ-ト」 (ハイフン)
3) 「コンクリート+コンクリ-ト」 (長音+ハイフン)

の3種類です。


では、結果をご覧ください。 注:以下、記事中の画像は2009年時点の検索結果です。



1) 「コンクリート」 (長音) ・・・ 262件です。









2) 「コンクリ-ト」 (ハイフン) ・・・ 118件です。



3) 「コンクリート+コンクリ-ト」 (長音+ハイフン)
 ・・・ 364件です。






 










えっと・・・ 262+118 = 380?

そう、16件だけ、「長音」と「ハイフン」がかぶっていますが、
残り364は、重複していない、って事になりますよね。



要するに
「コンクリート」 で検索して、
「よっし! 分類見つかった!」って安心してた方は、

全然安心じゃないです!ガビーン(うさ)・・・って事になっちゃいます。

長音、といえば

「フレ-ム」 も
「ア-ム」 も、
「モ-タ-」 も、
「センサ-」 も、
み~んな、

ハイフンの分類定義が、混ざってますよ
ーーー!
(本当&力説)



そんな事も手伝って、「分類のキーワード検索」 
私は殆ど使う事がありません。


だって「長音とハイフンと・・・」って考えてたら、
余計ヤヤコシくなりますし。(難しい事、きらい~)


そういえば、出願人の

 「ソニー」 と 「ソニ-」 とかですね。

この違いは、どうなるのでしょうか?

これには、データベースの 「統一処理」 が関連するので、
分類の検索とは、若干様子が変わります。

長くなりましたので、「統一処理」はまた次回!
それでは!



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