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2015/09/02

検索レッスン-多くの視点を見つけよう。





このところ、比較的多くの時間を投下していたのが、
「新聞記事に基づく特許検索」。


お客様がクリッピング購読されていた
たくさんの新聞記事から

よりぬきで
「特許がありそうなもの」リストを
お作りになっていまして、


弊社でそのリストをお預かりし、
延々々々・・・ と該当特許を探す、

というのを、させて頂いてます。


多くの記事から、
特許検索をしているうちに、

「今まで、なんとなく・・・天然?でやっており、
 言語化できていなかった検索のコツ」 が

またひとつ、言語化できたような気がします♪


長くなってきましたので、
記事を折り畳みますね。



たくさんの記事の中には
もちろん、

スルッと関連特許を発見できる記事もあれば、
なかなか発見できない記事もあり、


「発見しにくい系」が続きますと、
なんかこう・・・千本ノックを
受けているような気分でゴザイマス。(汗



そんな中、次第に可視化できてきたコツは
月並みですが

「1本の記事から、
 特許検索化できるポイントを
 なるべく多く発見する。」

というもの。



サントリー食品の
約半年前のニュースリリースを
例題にしてみます。


このニュースリリース
見出し下に 「リプトンの特許技術」 って書いてあるんですよね。

※当然ですが、実際の案件とは無関係です。念のため(^^)


サントリー「リプトン イエローラベル」 ニュースリリース
http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0253.html




記事の冒頭から、
いくつか拾ってみました。

調査に使えそうな項目
・リプトンの特許技術 → ユニリーバの特許?
・でもやっぱり、サントリーが出願してるかも?

・ユニリーバ・ジャパンとサントリーは、2000年9月に紅茶ブランド「リプトン」について、両社が商品開発からマーケティングまで共同して推進することで基本合意

・今回は主に「ティーバッグタイプを8年ぶりにリニューアル」
 → 特許出願しているとしたら、ここ8年以内の可能性が高そう

・ティーバッグタイプのポイント→ティーエッセンス配合技術 
→ 茶葉をしぼって得られるティーエッセンス。そのエッセンスを元の茶葉に足し戻す。


このような要領で、

出願人や
共同出願の有無、
特許出願の時期、
基本となった技術の有無、
記事中で紹介されている製品・サービスの技術ポイント

などを探っておき、


特許データベース側で
条件に合致する特許を探します。


ですので、
「検索できそうなポイント」は
やっぱり多く発見できた方が、良いみたいです。


こっちの切り口が不発なら、
次はこの切り口で、と、
いろいろな調べ方を試す事ができます。



そして・・・
この中に、もうひとつコツというか勘?を
働かせる箇所があるのですけれど、


長くなってきたので、
それはまた(覚えていられたら)次の機会に♪




Today's photo | By Glen Carrie



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