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2015/11/25

[公報コピーあるある?] 公報は、簡単そうだけど奥が深いのです。




こんにちは。サーチャーの酒井です。

この間、仕事先の方と「公報コピー」の話題になりました。


公報コピー、っていうか、
PDFで入手するとか、そういうのも含めて、ですが、


「公報コピーって意外と奥が深い、っていうか、
特許事務のお仕事をされている方にとっては、
意外と難問みたいですよ。」

・・・って言われたのですね。


たとえば、
先生がおひとりかおふたり、の特許事務所さま。



特許事務経験者を採用、と思っても
なかなか 「経験者」 が見つからなかったり。


では、事務職の派遣社員などだったら・・・? と思うと、

やはりそこは、
特許の公報を見るのも初めて、という方だったりして、


「公報用意して」 とか
「包袋とっておいて」 といった、簡単そうな事も、
もれなく ”ちんぷんかんぷん” な状態に。。(汗



小規模な事務所だと、
派遣さんに色々教えるのももどかしく、
かえって ジレンマ&ストレスが発生!

・・・・なーんてお話も、珍しくないみたいです。


また、逆の立場を想像してみると、
番号を言われて準備しても、
正しくコピーできているかどうか、微妙に不安があるかも。。
公報って、そんな代物ですよね? たぶん。



そんな話題になった折、
ふと思い出した事を、書いてみたいと思います。


「包袋、用意しておいてね。」と頼まれた話。




包袋(審査経過書類) を用意する、といえば、
方法はいくつかあります。

→ J-PlatPatの「審査書類情報照会」から、1書類ずつコピー
→ Espacenet経由で、グローバルドシエからコピー
→ 出願端末から入手手配
→ 複写業者に依頼

などでしょうか。


でも、



きちんと手配できていても
単に「包袋だけ」を用意した場合は、


相手によっては、
微妙な顔をされたり、

「仕事が片手落ち」という
ありがたくない評価をされてしまうかも・・・しれませぬ。(汗



えっと・・・


「包袋とって」 の出来映えを
 に例えるなら、こんな感じ?


  包袋「だけ」 を入手して渡す

  包袋+引例をコピー
    引例は包袋のうしろあたりに、まとめてつけておく


  包袋+引例をコピー
    拒絶理由通知など、引例の挙がった箇所を探し、
    該当箇所に、該当の引例をはさんでおく


・・・という感じでしょうか。


要するに

「包袋」って、引用例はついていないんですよ~。

でも、

必ず一緒に検討するものなので、
「包袋を」って言われたら、引用例もコピーすると良いですよね♪

ってお話です。



企業や事務所によって、
ファイリングの方法に差があるのでは?と思いますが、


自分は初職のときに、
 「松」 の方法でね、と教えられました。(^^)

※出願権利化、中間処理などをしていた頃です。



人数の多い知財部だったので、
管理チームの方が丁寧に教えてくださいましたが、

確かに、小規模な職場だと
これ、教えるだけでも結構なストレス発生源かもしれませんね。(汗


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