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2016/02/15

ボスの思考を観察するのです、前編 (アナリスト講座第13期)


こんにちは。サーチャーの酒井です。


週末は「知的財産アナリスト認定講座 第13期」でした。
今回、講座の中で強調してお伝えしたのは・・・


データベース検索に熱中しない。(必死になりすぎない)こと、

です。


それは
他の調査種別でもそうなのですが、


とりわけアナリスト講座で扱うタイプの、
「経営と技術開発を知財が架橋していく」ためのサーチって、


逆算で作るもの

だと、思っているからなのです。


図解と(めっさ手書きですよ~笑)
説明は、記事の続きからどうぞ♪




当日、ホワイトボードにこんな感じの絵を描きました。

分析作業は 左→右 と進みます。
が、出発点は一番右です。


調査・分析って、無目的で行なう事はまずありません。

必ず目的があり、
しかも、ほとんどのケースで

「○○について判断したいので、
判断材料となり得る情報が欲しい」

という文脈になっているはず、ですね。


➀ の目的地・ゴール
依頼者が「こうしたい」と語る場合もありますし、

技術の売り込みのような事でしたら、
「この技術には市場性も先進性も、実現可能性もある。」
のだと、相手を説得する情報(仮説)を、
自分で組立てる事になるでしょう。


目的地を設定する事によって
② の道筋 を設計する事ができます。



料理に例えたら・・・?

「また寒くなるみたいだから、
暖まるものが食べたーーい!」 と言われて (目的地)


それじゃぁ・・・


チャウダー?


はたまた、なべ焼きうどん?


と悩むのが、大まかなルート設計


なべ焼きうどんで! と方針が決まれば

次にすることは・・・


・ 材料を思い浮かべる  (必要な情報のリストアップ)
・ 冷蔵庫にあるもの/買ってくるもの に分ける (情報の仕入れ)
・ スーパーに出掛ける (情報の仕入れ・2)

など。


そして、大切なこと。

材料だけ揃えばOK! ではありませんよね?

相手は
>「また寒くなるみたいだから、
>暖まるものが食べたーーい!」 

と言っていたのですから、


・ 出汁をとって、材料を切り揃え (情報の加工)
・ 調理して 「はいどうぞ!」 (見せ方・提供)


という順番になることでしょう。


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ワタシ、
データベース検索に熱中しない。(必死になりすぎない)こと、

ってお伝えしたのですが、

それって、料理にたとえたら・・・?



冷蔵庫を覗いたり、
スーパーマーケットの売り場を見るのは、一生懸命でね。

でも

「あれれ?
 何を作るのか、ハッキリ決めていませんでした~。てへぺろ。」(古っ!)

とか、

「材料買ってきたら疲れた~。
 後は自分で切って、鍋物でも作って♡」


って話じゃないかしらん? って思うんですよ。。



もぅ・・・


こやつに頼んだのが間違いだった・・・(ぼーん・・・

って、思いますよね?





適切な目的地と
レシピ
買い出し
調理


全部がうまくかみ合うと


おいしい顔 (/・ω・)/♡


です。


調査もおんなじ、です。




で・・・レシピの作り方
みなさん、気になるのではないか?と思いますが、


長くなったので、後編に続きます。

引っ張ってすみませぬ。




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