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2017/03/28

[まとめ] ドシエ(包袋)サービス 2017春



一昨年(2015)頃に順次スタートした
5大特許庁を中心とする包袋相互閲覧サービス。

その後、少しずつ変化もあるようなので、まとめてみました。


各庁へのリンク
日本特許庁|ワンポータルドシエ(OPD)
https://www10.j-platpat.inpit.go.jp/pop/all/popd/POPD_GM101_Top.action

米国特許庁|Global Dossier
https://globaldossier.uspto.gov/#/

欧州特許庁|European Patent Register
https://register.epo.org/regviewer?lng=en

中国特許庁|中国特許照会システム
http://cpquery.sipo.gov.cn

韓国特許庁|KIPO One Portal Dossier
http://kopd.kipo.go.kr

WIPO|PATENTSCOPE  NEW!
https://patentscope.wipo.int/search/en/search.jsf


最近のトピックスなど


今年に入り、WIPOのPATENTSCOPEからもGlobal Dossierに接続がスタートしました。

ニュースリリースはこちら
Dossier Content Now Available in PATENTSCOPE (January 20, 2017 | WIPO)

Dossier content from participating intellectual property (IP) offices can now be accessed via PATENTSCOPE in the Documents tab. This content is available for patent applications from the European, Japanese and Canadian national/regional collections. The service will also be extended to more national collections – including US, Korean, Chinese and Australian – in the near future.

・PATENTSCOPEの検索結果から「Document」のタブに表示されるようになった。
・サービス開始当初から利用できるのは、欧州、日本、カナダ。
・米国、韓国、中国、オーストラリアも順次追加される。

ということです。
(2017/03/28時点で、米国の経過書類はまだ利用できないようでした)



特徴や便利な点、使いどころなど

各国の「入り口」から利用する、ドシエサービス。

基本的な「日本の包袋」とかを見るなら、
どの入り口から入っても、同じ情報が入手できますが、


「特定の情報は、特定の入り口で」という組合せも
いくつか存在してます。



日本特許庁|ワンポータルドシエ(OPD)
https://www10.j-platpat.inpit.go.jp/pop/all/popd/POPD_GM101_Top.action

日本語インタフェースなので、日常的に利用されている方も多いかもですね。

個人的には、
経過情報がキレイな表形式なので (←Excelに貼り付けやすい、の意味
経過情報保存用とあわせて使ってます。


◆米国特許庁|Global Dossier
https://globaldossier.uspto.gov/#/

Public Pair(米国経過情報)と
Common Citation Index(グローバル引用情報)にリンクされてます。

やはり、米国の権利維持状態などを確認するなら、
この入り口が便利かも!


欧州特許庁|European Patent Register
https://register.epo.org/regviewer?lng=en

欧州登録後の、各国における維持状態を併せて見るならここ。
→ 関連記事

欧州各国の包袋システムにもリンクしています。



・・・という感じで、
主に三極のドシエサービスを、用途とフィーリング(!?)で使い分けており、
今後、WIPOの収録増加に期待してるところ、です。


何かのご参考になりましたら。



ドシエ目次記事はこちら





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