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2019/01/25

[検索メモ] 中国・裁判例検索の情報源 + 雑記



おはようございます。サーチャーの酒井美里です。

期末が近づいているからでしょうか?
今週は

「来期に向けた検討に、少し特殊な資料が必要で」
「今期中、なかなか着手できなかった あの調査を」

を多く頂いています。(ありがとうございます!)


その中のひとつ。
現在中国で、どの程度特許権が有効に機能しているのかを知りたい。
というお問合せがありました。

裁判、司法に関連する要素も大きい、このお問合せ。

このようなテーマでは、政治・経済や外交情勢が反映され、
年単位どころか「半年経つと状況が変化していた」という事も珍しくはないです。
「ごく最近の裁判ではどうだったのか?」を確認したいところではあります。


現在、中国政府(最高人民法院)が公開する 裁判関連の情報源は4つあります。

中国特許「裁判」関連の情報源
1)China Judgments Online  中国裁判文书网 (判決文など) http://wenshu.court.gov.cn/

2)China Trials Online 中国庭审公开网 (裁判の様子が放送される)
http://tingshen.court.gov.cn/

3)中国审判流程信息公开网  (裁判プロセスの情報ネットワーク)
https://splcgk.court.gov.cn/gzfwww/

4)中国执行信息公开网 (信頼できない債権者のリスト) 
http://zxgk.court.gov.cn/
http://shixin.court.gov.cn/(旧URL)

今回の調査では、
1)China Judgement Online を中心に、
他の情報源を組み合わせる事になりそうです。


ここから検索雑記。
雑談なので・・・ちょいと折り畳みますね☆
お時間ある方は 続きにどうぞ。





1)China Judgments Online  中国裁判文书网 (判決文など) http://wenshu.court.gov.cn/

トップページはこのような表示です。(2019.01時点)
検索窓の下に大きく、漢字2文字×4組がありますよね。


これ、スローガンなのでしょうか?
左から「解放、(?)、透明、民衆の便宜」 的な事を掲げているのかな?と
思ったのですが、画像になっているので意味がわかりません。


スマートフォンから
画像経由の翻訳にかけてみると・・・?


「オープンでダイナミックな透明性」だそうです。

そんな中国最高人民法院。
確かに、ある意味
「これはオープンでダイナミックな透明性だよねぇ。。。」と思った点があります。


前出の

2)China Trials Online 中国庭审公开网 (裁判の様子が放送される)
http://tingshen.court.gov.cn/



4)中国执行信息公开网 (信頼できない債権者のリスト) 
http://zxgk.court.gov.cn/
http://shixin.court.gov.cn/(旧URL)

なんですけど・・・

まず China Trials Online.
トップページの下の方に、裁判の録画がいっぱいです。(驚)
アクセス数の多い事件ですと、再生数が800万回を超えています。



そして、中国执行信息公开网
「信頼できない債権者のリスト」なのですが・・・



名前、性別、身分証明書番号(途中がマスクされてはいますが。)
バッチリ表示されています。
アクセス権?があれば、名前をクリックすると詳細表示できる様子。


確かに。
ある意味。
「オープンでダイナミックな透明性」 ですよね。。。


情報公開のような気もするし、
中国の伝統? 高札の延長みたいな? ↓↓  って気もしてきます。

※これは日経三国志ですけれども。。。(( ̄∇ ̄)


雑談失礼しました。それでは☆





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