代表取締役・酒井美里ブログ
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2019/12/12
わかった、と わかったつもりの狭間
Mitchell Bryson
知財の仕事に限らず、
おそらくすべての仕事で
「以前とは違う何か」に出会う事が増えている気がします。
知財の仕事なら「新しい技術が登場する」だけでなく
「法改正でルールが変わる」のも、
新しくて、かつ、仕事が進められる程度に「わかる」が必要になりますし、
あまり変わらないように見える仕事・・・
たとえば農業はとても古くからある仕事のひとつですが、
「新しい農機具や資材登場!」とか
「流通の仕組みが変わる」などの影響を受けます。
そして、時間の流れ自体が、とても高速化していると思うんですよね。
そして・・・
特に仕事の場面では「わからない・知らない」を「わかる」に変える行為も
スピードアップしている感があります。
「全然わからない」ままだと、新しい仕事に着手できない事が多々ありますもんね。
今「わかる」に関する本を色々読んでます。
畑村洋太郎さんの「みる わかる 伝える」では
わかるとは
と説明していて、確かにそうだな、という気がします。
そして、理解のパターンを
に分けて説明しており
わからない→わかる になるプロセスは、
3番目の「新たなテンプレートの構築」になります。
※折り畳みます。
現象の観察を通じて
モデルを自分なりに作り上げて、
それが正しいかどうかを確認する・・・というプロセスを通じて
「わかった」と思えるようになる。
これも経験上、そういう感じなのかな?と納得がいきます。
そうなのですが、
このごろ「その、モデリングするプロセスに問題はないかな・・・?」と思いはじめています。
FACTFULNESS という本の巻末に
ちょうど良い「まとめ」がありました。
ヒトは本能的なものや、一般常識などに惑わされて
思考バイアスがかかりやすいよ、という話がたくさん出てくるのですが、
これ、自分が陥りやすいパターンがあるー!と思ったからです。
特にこういう場面・・・
早く理解しなくちゃ!と、無意識に焦りが発生するのでしょう.
自分の場合は
この2つが、しょっちゅう顔を出します。
わかったつもり、は
調査を間違った方向に連れて行ってしまう可能性もあります。
大敵ですよね・・・
気をつけるべき点、もちゃんと示されていて
・・・といったことなのだそうです。
好奇心をもって
謙虚になって考える。
そして自問自答。
調査の仕事には、特に大切かな、と思います。
これ↓は好きな「つぶやき」です。
それでは^^
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