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2019/12/23

[小ネタ] 表記が揺れてるなら出願人コードを使えば良いじゃない。[←使えません]



こんにちは!サーチャーの酒井美里です。
本日は小ネタです。
ほぼタイトル通りなのですが。

表記が揺れてるなら出願人コードを使えば良いじゃない。[←使えません]

お腹が空いているならお菓子を・・・(略) みたいなやつですね。
今回は 出願人表記、のお話です。


同一の会社・大学などによる、複数の出願で
「出願人名」に差異が生じている状態を
通称「表記のゆれ」と呼びます。

他国に出願する際、というか
「異なる言語で出願人名を記載しようとする時」
表記のゆれが発生しやすい傾向にあります。
外国→日本、とか、日本→外国 がそうですね。

国が違っても、米国企業→欧州に出願 のパターンですと、
アルファベット表記でそのまま出願するためか、
ひどい表記揺れは、あまり見かけないように感じます。(ゼロではないですが)



典型的には
「ある企業の特許出願をもれなく確認したい」
ような場合、表記ゆれの有無を把握して、全部ORで検索すると良いです。

と、いうお話をすると

「出願人コードではどうですか?」
というご質問を頂く事が多いのですが、


こちらをご覧ください。
どちらも「表記が違う イコール 出願人コードも別」です。

Xilinx社の場合





アップルの場合








アップルの場合、住所のカタカナ表記も見事に違っていて興味深いですね。

↑20年くらい前のアップル本社。住所が書いてあります^^


・・・というわけで、
大事なことなので、もう一度。

「ある企業の特許出願をもれなく確認したい」場合、
表記ゆれの有無を把握して、全部ORで検索すると良いです。

データベースによっては、
大手企業(出願の多い企業)を中心に
あらかじめ「名寄せ」をしている製品も多いです。
名寄せ状況も、確認してみるといいですよね。

それでは^^







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