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2020/06/16

【火曜ライブ配信レポ6/16】化学系の特許調査のポイントはありますか?



毎週火曜日は、朝のライブ配信。
調査に関する基本的な事を動画でお伝えしております。

今回のテーマは、
化学系の特許調査のポイントはありますか?
物質名だったり、構造式で記載しているものは、特許DBから拾ってくるのは難しいなと感じています。

先週の続きをお届けしています。
先週の動画はこちらで視聴できます。
>>【質問BOX】化学系の公報を読むコツはありますか?


たとえば・・・有名な頭痛薬「アスピリン」
あれって、バイエルの商標なんですよ!

アスピリンの色々な呼び名 (J-Global)


一般的には アセチルサリチル酸
体系名は 2-アセチルオキシ安息香酸
分子式は C9H8O4

・・・という具合ですね。


古典的な検索方法は
J-Global などを見て、
一般名、体系名、分子式・・・などを羅列するものですが、

最近は化合物記述子を併用することが増えました。

InChI/InChIKey というものです。


アスピリンの場合

InChIは 1S/C9H8O4/c1-6(10)13-8-5-3-2-4-7(8)9(11)12/h2-5H,1H3,(H,11,12)
InChI keyは BSYNRYMUTXBXSQ-UHFFFAOYSA-N


これをそのまま!
特許データベースに入力します。

今だと・・・
Google Patents = InChI Key で検索可能
WIPO PATENTSCOPE は InChI  を使います。

今後、対応する特許データベースが
増えるかも・・・って思います^^


Google Patentはログインいらずで便利ですが
正直、ヒット箇所がわかりにくいです。


一方、PATENTSCOPEは
InChIで検索した化合物名にハイライトがつくので、
化学系公報を読むには最強かも・・・!

データベースが動いている様子などは
動画後半でどうぞ^^




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