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2013/01/23

案外知られていない!? IPDL「公報テキスト検索」の特徴~大阪講習会から

photo credit: Nicholas_T via photopin cc


大阪発明協会から戻りまして、本日は長野内勤DAY。

車で出勤して参りましたところ、
至るところ アイスバーン(凍結路)状態で、

雪には慣れている長野の人たちも、
鏡のように凍った道は、警戒いたしますのでね。
あちらこちらで、渋滞が発生しておりました。。

私も渋滞にはまりつつ、
 「あれ? アイスバーンって、ドイツ語?(アウトバーンとかいうし・・・)
ぽわぽわと連想ゲームをして、やりすごしました(笑)。

※ Eisbahn という単語はドイツ語。
    ただし、本来の意味は 「スケートリンク」 らしいです。 ←調べた。


さて、昨日の大阪の講習会は、IPDL活用がメインでしたので、

講習の中で、ちょっとばかり力説させて頂いた、
IPDL 「公報テキスト検索」 の特徴、のお話を、ご紹介します。

IPDL 特許・実用新案検索


「公報テキスト検索」って、

「特許分類検索」 との対比で、
「キーワード検索ができるメニュー」というイメージを持たれている方も、
案外多いんじゃないかな? と思います。

確かに、そういう側面もあるんですが・・・


もうひとつ、別の側面も持ってます。

それは、

公報テキスト検索 = 公報 が発行された時点の内容が対象の 検索

ということ。


なぜ、すごく強調して書いたのか? というと、


たとえば、

社名変更した会社だったら、
     ↓
 ・ 最近の公開公報は 「今の会社名(出願人名)
 ・ 以前の公開公報は 「以前の会社名」
でないとヒットしない、 とか、

登録公報発行後に、権利譲渡された場合も
     ↓
「公報が発行された時点」の会社名(特許権者)でしか検索できないので、
譲受人の名前などで調べる事ができない。
※ 後者↑は、質問でいただいた内容です。ありがとうございました!

といった事が起こりますし、

FI記号も、公報記載分しか検索できません。
     ↓
基本的には、公開公報ですと平成8年発行分以降が対象ですし、
更新データは入っていません。


IPDLの「公報テキスト検索」って、
ほんとに、「公報が発行された時点、そのまま」 のデータベースなんですよね。


商用データベースですと、
こういう状況は、ほぼ皆無ですけれども・・・


IPDLを中心に利用されている方は、
ちょっとだけ、意識して検索されるといいかな、と思います。



明日は、
再び雪と氷の長野を離れて、東京です。

それでは~



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