代表取締役・酒井美里ブログ
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2013/02/12
分類基礎3~[初~中級]具体的テーマを検索/講座全貌10
photo credit: tanakawho via photopin cc
体系的検索コース の レジュメです。
この記事から[初~中級] の 2日目になります。
2日目は、少しだけ分類の解説をした後、
本検索、検索各論、と続いていきます。
では、続きから。
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日本特許の分類 ~ 基礎知識
・IPC(国際特許分類)
・FI記号 … 日本独自。基礎情報。
・Fターム
基礎知識
→特許が出願されると、初めにFI記号が人手により付与される。
Fタームの「テーマコード」と「IPC」は自動付与。
FI記号とFタームのテーマコードの対応表、
FI記号とIPCの対応表があり、
この対応表に従い自動付与される。
→FI記号は、発明主題の内容に対して付与される。
発明主題≒請求の範囲・・・主要実施例も加味される。
→Fタームのテーマコードから、Fタームのコードを付与する。これは人手で付与。
Fタームの付与範囲・・・個々のテーマコードで違う。
代表的なものとしては、請求の範囲+実施例+図面。
Fタームについて
Fm型とFs型、ハイブリッドテーマ
→うまくいきやすい検索の仕方がそれぞれの型で違う。
→決まり事を守れば、誰でも同等の検索結果が得られる。
→Fタームは審査官分類。特許審査向けのサーチに多用されている。
審査されている出願に対して、効率よく・ピンポイントで先行資料を探すための分類。
→出願前調査もFタームを使って効率よく終わらせるとよい。
→Fタームは先行例を十数件~数十件に絞り込むのに最適化されている。
上手に絞り込む分類。
網羅性を上げる工夫。
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Fタームって、
審査官の方がたくさんいらっしゃる前提で、
「同じように調査ができる→審査水準が担保できる」
ように、と作られたシステムなんじゃないかな~、って思うんですよね。
ルールに忠実に使うと、
個性は見えにくくなるかもしれません。
いろんな意味で。
まだまだ続きます★
→次のレジュメ : 分類基礎4~[初~中級]具体的テーマを検索/講座全貌11
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