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2014/04/30

[自分メモ] 気になる!各国特許の全文検索ができるサイト


king's college chapel, cambridge 1446-1515. | Flickr / Creative Commons

酒井です(^^)

前回の記事(SIPOの検索プラットフォーム変更)に続き、
「ひとまず自分メモ」状態でアップします。

Facebook界隈で、PatentFieldという検索サイトが話題になっているのを見かけました。

記事&コメントを拝見すると、
何やら個人の方が運営しているサイトらしく…?
でも、素人とは思えない仕上がり、らしい?

で。私もちょこっと覗きに行きました。



サイトはこちら → PatentField

Facebookの記事で見ていた時は気づかず、
実際、サイトに行ってみて驚いた事が、いくつかあります。

1)収録国 と 検索範囲

・・・を見て、開口一番「なにこれ!?」と言ってしまいました。(笑)



検索メニューが、いずれも「全文検索」となってますよね。



それぞれ、まだ収録データの確認・検証はできておりませんが、
本当にこれだけの全文データが入っていたら、
それだけで、大変な事ですよね?

ちなみに余談ですが…
以前、弊社で商用の海外特許DBを導入検討した際、
「インタフェースや機能的には、この製品がいいなーー」と思ったDBがありました。

でも、そのDB、
かなりメジャーな国の全文データが入っていなくて、断念。
  (↑ここでは国名は内緒、とさせて頂きます。ぺこり。)
別のDBを契約した経緯がございます。。。


他のDBでも、案外「この国は抄録のみ収録」みたいな事は普通にありますので、
こちらのDB、本当に「それなりの年数を、全文収録」していたらすごいな、と思います。


2)生死情報

生死情報の検索もメニュー化されてました。



検索をかじった方は、皆さんご存知の通り、
「審査係属中」の判断って、意外と複雑ですよね。

・審査請求されていないが、今後請求される可能性があるもの
・審査段階で、アクションはまだ出ていない
・拒絶を受けたが、拒絶査定確定はしていない

・・・・・・・などなどなど。

時間のある時、検証してみたいですね。


3)代理人

インドはまだ動きませんでしたが、
韓国の代理人検索は機能していたので、良い意味でびっくり。




頭文字検索から、韓国で一番多い姓のひとつ「김」(KIM)を適当に選んで、

検索させてみたら、違和感なく動きました。

KIPRISとの比較などしてみると、正確なところがわかるのでしょうけれど、
今日はとりあえず 「動くのを確認」 のみ。


◆ 全般的に・・・

PatentFieldは、個人ベースで運用されているとの事なので、
データは、欧州特許庁のOPSとか、Googleのバルクデータあたりから取得されているのかな??などと推察します。

※詳細表示画面の最下部を見ると、Powered by Open Patent Services(OPS) の文字があったり/なかったりなので、複数ソースからのデータを統合されてるのかな…と思った次第。(^^


個人的な感想としては…
収録データと検索機能は、率直に「面白いな」と思いました。
表示と出力は、うーん、普通? (ごめんなさーい!個人の感想ですので!>_<)

でも(どなたが作られているか、存じませんが)
これだけの検索機能を作れてしまう方なので、
今後、表示&出力まわりも、進歩していくかもですね!



収録国に関連する目次記事はこちら




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