ヘッダーメニュー

2014/10/30

現時点で最強かもしれない、WIPOによるマイナー国特許情報リンク集(84ヶ国分)


今日の本題。
現時点で最強かもしれない、WIPOによるマイナー国特許情報リンク集(84ヶ国分)

早速URLから。

Patent Register Portal
http://www.wipo.int/branddb/portal/portal.jsp

余談ながら、
ページタイトルは Patent Register Portal なのに、
URL内に branddb って入ってるんですよね・・・

もう~!特許なの?商標なの?どっちかハッキリして!

ブログ掲載にあたり、リンク先含めて確認したところ、
「特許」が正解のようです。(笑)


使い方&気付いた点などは、記事の続きから。




Patent Register Portal
http://www.wipo.int/branddb/portal/portal.jsp

画面イメージです。


上に世界地図、下が国名&情報の有無表示、です。



それぞれ、文字に下線がある箇所はリンクです。
原則、各国特許庁の、該当ページが開くようになっていますが、
一部はEspacenetなどに飛ばされます。


情報の種類別に、収録があれば「Y」、なければ「N」
グレーの「N/A」は該当なし。

「N」と「N/A」との違い、ややわかりにくいですが・・・



たとえばこんな風。

検索用ページはある→
でも英語インタフェースはない、という状況は →

検索用ページ自体が存在しない →
だから、英語インタフェースのあり・なしは、調査の対象外→N/A

という違いです。



またYまたはNの欄に「*」印がある箇所は、
カーソルを乗せると追加情報がポップアップします。
下記の例以外では、収録年範囲が出る箇所が多いです。



このリンク集、米国や欧州、日本なども含まれているので、
84ヶ国、すべてがマイナー国というわけではありません。


ですがやっぱり、
普段はなかなか検索しないような国がずらり。


検索用のインタフェースはないけれど、
公報全文(ガゼット)の閲覧は可能、という国が案外多い事にも気が付きました。


このデータ作成には、海外のサーチャー団体、
Patent Documentation Group (PDG) と
Patent Information Users Group (PIUG)が協力したそうです。

PDGとPIUGが協力して調べたものなら、
現時点で最強ではないかしら、と思います。

各国のサーチャーが、
それぞれ情報持ち寄る姿が目に浮かぶようです。


頻繁に使うものではないかもしれませんが、
覚えておくと、便利そうですね。




収録国に関連する目次記事はこちら





■ご案内■



0 件のコメント:

コメントを投稿