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2014/12/23

『ブルーベリー作戦成功す』 知財ミステリー読みました。



今年最後の祝日、いかがお過ごしでしょうか?

私は、知財ミステリー小説で過ごす休日、でした。
こちらの 『ブルーベリー作戦成功す』 
読み出したらやめられなくなって、1日で一気に読了。(^^)

4344971019『ブルーベリー作戦成功す』
池上 敏也
幻冬舎 2014-10-25
by G-Tools

ですが
読み出して・・・前半のうちは特に、
「いやーん!休日なのに見るんじゃなかった~!」 的な気持ちに。。


なぜ、休みの日に読んだらイマイチだったのか、というと

こちらのオビをよーくご覧くださいませ。



ここです!真ん中あたり (笑)



お休みの日なのに・・・なのに、
特許をつぶす先行文献を見つける小説。。(ぐったり)



著者は製薬業界・知財業界の両方に長く携わって来た方、とのこと。

作品中では、あのDWPIで検索する場面も出てきました!

展開にリアリティもあり、
 ※もちろん、相当デフォルメはされているんですけど、ね?
ついつい話に引き込まれると同時に、

「先行資料、これ、ちゃんと見つかるのかな・・・」
「うわっ、その資料、やっぱりハズレなのー?」

話の展開に加えて、先行資料探しまで気になってしまい、
前半部分は妙な疲労感でいっぱいに。。(職業病)


それでも面白くてやめられず、
結局、1日で全部読んでしまいました。(笑)


以下、Amazonに掲載されている紹介です。

◎総額5千億円の特許戦争、勃発。勝敗を決するのは、たった一つの情報――◎

精緻な筆致が織りなす鮮烈なストーリー展開。
寸分の狂いもなく心憎いまでに精密に張りめぐらされた伏線。
それらのすべてが結実して迎える戦慄の結末―
ミステリーの醍醐味のすべてを実現させた傑作。
あなたはこの小説を途中で読み止めることができるか。

特許をめぐり白熱する企業間の攻防戦、水面下で蠢く巨大な陰謀。
主人公に迫りくる狡猾な罠、容赦のない追撃。
そして、ラストに待ち受ける迫真のどんでん返し。
元江戸川乱歩賞最終候補作家で経験豊富な弁理士でもある著者が知力を絞って送る渾身作。

青野薬品の主力製品『セファドチン』がドイツの製薬会社から特許侵害で訴えられた。
特許をつぶす先行文献(プライヤー・アート)を探せ!
情報を高額で売りつけようとする暗号名アードラーとは誰か?
「ブルーベリー作戦」と名付けられた密命を帯びて単身ドイツに飛んだ藤城誠。
果たして会社を救うことができるのか? そして想像を絶するアードラーの正体……。
情報漏洩、産業スパイ、特許侵害……。
いまや知的財産の防衛は現代企業が抱える最重要課題である。
独占権により巨万の富を生み出す新薬開発と、その特許をめぐる知財攻防を、壮大なスケールとリアルな筆致で描く本格サスペンス小説。

◎一般社団法人日本知的財産協会 元副理事長 石原幹也氏 推薦! ◎
「企業のグローバル化に伴い、特許訴訟への対応はますますその重要性を増しており、
日本知的財産協会は日本企業の特許力向上のために各種活動を行っている。
池上さんの本作品はミステリーを通し、現在の熾烈な特許戦争の実態を活写した日本初の小説と言える。
ビジネスマンとして必須である特許制度の基本知識を会得でき、かつ特許に興味がなくとも楽しめる完成度の高い第一級のミステリーとなっている。
驚愕のラスト数ページ! 絶対にお勧めの一冊である。」

上記の紹介にもありますが・・・

本当に、驚愕のラスト数ページ。
大どんでん返しが起こります。ふふふ。


ミステリー小説のお約束で、
結末は「読んでのお楽しみ」ですが、
年末年始の読書にも、おすすめしたいです。


あっ、でも
「休暇中まで、知財系の話でハラハラするのはイヤーー!(>_<)」
という方は、お正月明けにどうぞ。(微笑


それでは!

4344971019『ブルーベリー作戦成功す』
池上 敏也
幻冬舎 2014-10-25
by G-Tools


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