代表取締役・酒井美里ブログ
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2015/09/14
[Tips] 海外の調査・・・使えるものは使ったら?とプラスアルファ
こんにちは、酒井です。
どちらかというと 「苦手-!」ってお声が多いんでしょうか?
海外特許調査。
特許調査って、
一般的には、
仕事上でする調査ですので、
「苦手だけど・・・
・・・なんとかしなくちゃなぁ。。」
的な事が、多いかもですね。
たとえば、キーワード検索ですと、
こんなお話がよくあります。
「キーワードの、英単語がよくわからない部分は
もうっ、Google翻訳で何とかするうっ!」
日→英検索で、訳語を探すんですよね?
これって、賛否両論あるようで・・・
「わからないからと悩んだまま、
調査を棚上げにしておくよりは、
力づくでも、仕事に手を付けた方がいいかな、と思って。」
うんうん、そうですよね。
「Google翻訳の訳語って、ちゃんと特許調査で使えるんですかねー?」
「特許に限らず、何かと英語を読む機会もあるんだし!
機械翻訳に頼らず、公報を読み慣れた方がいいと思うんだけど。」
くっ!手厳しいー!
でも・・・正論ですよねぇ。
言い返せません。。(汗
このような時に、よく思うのは
「限界を知って、うまく使う」ということ
先日のブログ記事で
「特許出願、という言葉に馴染んでいない記者さんが
特許申請、という単語で新聞記事を書いていたりする。」
と、書きましたが、
それとちょっと似ていて、
知っている単語って、当然個人差があります。
人によっては、
機械翻訳をしたら、
「すらすら出てくる単語以上」の語数が得られますよね。
だから「検索キーワードのバリエーションが増えた!」となります。
これは・・・翻訳など使わず、「自力のみ」で検索するよりは
広がりが出る、という事なので、悪い事ではないですよね?
一方、後者が指摘しているのは、
「機械翻訳で得られる以上に、
もっとたくさん、表現のバリエーションがあるし、
中には、特許特有の表現で、
機械翻訳では出てこないものもあるよ。」
という事かもしれません。
上の図のように、
見ている範囲がずいぶん違う、という事なんですね。
なので・・・
ワタシの考え、ですが、
英語に苦手意識があったり、
テクニカルタームがスッと出てこなかったりするのなら、
機械翻訳を使うのは 「アリ」 です。
折角便利な道具があるのだし、
使ったらいいよね? って思います。
一方で、「ネットの機械翻訳には限界がある」と意識するのも大事。
とはいえ、
「翻訳の限界、の外側」は、
一般に知覚の範囲外なので、
自力で探しにくいのも、これまた事実。
だからこそ、
分類検索なんかを
上手に組合わせて使うといいよね、と思います。
それでは♪
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