代表取締役・酒井美里ブログ
〒391-0104 長野県諏訪郡原村5677-1 ホルン原村102
メール info@1smartworks.com
お問合せ https://www.1smartworks.com/contact/
受付時間:平日 9:00-17:00
ヘッダーメニュー
▼
2015/10/07
[Espacenet] 「ここ重要!テストに出すよ!」的 ナイジェルさん|Search Matter 2015
酒井です。
EPOのSearch Matter 2015ネタ、2回目です。
(前回→「欧州各国のリーガルステータス」)
出所は前回と同じく
Search, find, watch – all for free!です。
※↑直接リンクできないので、2015のトップに飛びます
このコンテンツで講義をする、
EPOのナイジェル・クラーク氏。
ちょっぴり太め(失礼!)の紳士です。
お名前から、イギリス出身の方かな?と思います。
お話も聞き取りやすいです。
そして、時々・・・
「今から、重要な箇所を説明するよ~!」
・・・もちろん、テスト等はありませんが
「あとでテストに出すからね。(ウインク★)」
と言わんばかりです。
で、実際に 「IMPORTANT!」 の説明には
使えそうなリンクが、たくさん出てきました。
今日のTipsは CCD。
パテントファミリー内の各国で引用された
引用文献を、一挙にまとめて表示する技 です。
10ヶ国にファミリーがあれば、その10ヶ国分。
1画面上に引用データを一括表示する技、という感じです。
折り畳みます!
Espacenetを普通に使うと、
国ごとの引用文献を見ることはできます。
たとえば EP1234567 なら
ファミリーメンバーはこれだけあります。
この中で「欧州の引用/被引用」だけを表示するなら
EP1234567を表示→ Cited (またはCiting)documents を選択、で表示できますが・・・
ファミリー内には、他にも日本とか米国とかドイツとか、
多くの国がありますよね。
すべての国の引用文献を確認するとしたら?
国数の分だけ、
上記の操作を繰り返す事になってしまいそうですよね。(^^;
ここでTips登場です。
[手順]
1)INPADOC patent family を表示させ、
2)ファミリーリスト 右上の 「CCD」 をクリックすると・・・
こんな具合に ↓ CCDの引用情報が起動し、
ファミリー内各国の引例が一括表示されます。
ちなみに
CCDというのは
Common Citation Documents のこと。
各国引用データの統合データベース、といったところです。
EspacenetのCCDリンクを使うと
10ヶ国に出願されていたとしても、
ファミリー表示 → CCD とすれば、
1回で全情報が表示される、
という仕組みになっております。
用途としては
無効化を図りたい出願があり、
海外でどんな引用例が挙がっているか見たい、
といった場面が、代表的かな? と思います。
ナイジェルさんの
「ここ大事だよ~!」 シリーズ。 (←ナイジェルさんが可愛いので、勝手にシリーズ化^^;
あと少し続きます。
調査のお問合せはこちらからどうぞ
別窓で登録フォームが開きます
Facebook、お友達もフィード購読も大歓迎。お気軽にどうぞ。
お待たせしました!|特許調査入門―改訂版
Amazon
発明推進協会
0 件のコメント:
コメントを投稿