代表取締役・酒井美里ブログ
〒391-0104 長野県諏訪郡原村5677-1 ホルン原村102
メール info@1smartworks.com
お問合せ https://www.1smartworks.com/contact/
受付時間:平日 9:00-17:00
ヘッダーメニュー
▼
2015/11/27
USPTOのグローバルドシエ開通は 「後になると良いものが出てくる」の法則?
□ドシエ目次記事はこちら□
おはようございます。サーチャーの酒井です。
USPTOのサイトから入る、グローバルドシエ。
先日、「開通しました」 のお知らせをもらいました。
URLはこちらです。
http://globaldossier.uspto.gov/
※ EPO、KIPO経由等のグローバルドシエ関連記事は、
※ このあたりからどうぞ。(微笑)
正直、
今年はEPOとKIPOのサービス提供が始まって、
「他の庁からの提供はないのかな」 と思っていました。
↑根拠はありません。なんとなくです。
URLを聞いて、
「あ、USPTOも提供するんだ?」
みたいな反応をしちゃったのですが、
一通りチェックしてみると、USPTO版、意外と(←失礼)使いやすいかも!
子供のころ、新しい物を見て
「いいな~」とか言うと、うちの母が
「後になると、もっと良いのが出てくるよ?」(にやり
と切り返してきたものですが、
USPTOのグローバルドシエも、
「さすが後発組」 って思いました。良い感じです♪
どこが「さすが」なのか?は、記事の続きから。
http://globaldossier.uspto.gov/
USPTO グローバルドシエを使ってみて 「いいね!」 と思ったこと。
1)今、どのサービスが落ちているか、リアルタイム表示してくれるみたい。
グローバルドシエは、5庁それぞれの包袋システムに繋いで書類表示する関係上、
国ごとに休止時間・休止日がバラバラです。
「韓国は水曜日がサービス保守」
「米国は週末が休止」
「欧州は、基本的には24時間/365日オープン」
といった具合になってます。
・・・でも、そんなの絶対!覚えられないですよねぇぇぇ! → 休止日関連記事
ところがUSPTOの場合。
このように、休止中システムがページトップに表示されます。
復旧すると、ちゃんと表示も消えます。
地味だけどとっても親切設計♪
2)「日本の経過書類」がとりやすい (←え?
なぜ「日本」か?というと、
J-PlatPatでは、PDF形式で書類保存できないから。
たとえば特許願は、こんな風にテキスト形式で収録されているんですよね。
私は 「PDFファイルできれいに保存したい派」 なので、
つい先日まで、EPO経由グローバルドシエで書類入手していました。
でも、EPO経由だと、
PDFが取れるのは良いのですが
1書類ずつ、逐一別ウィンドウが起動するので
正直、操作はめんどくさかったです。(^^;
今回リリースされた USPTO版では・・・
書類毎のダウンロード、ではありますが、
ダウンロードメニューがつき、EPO版より少ない操作でファイル入手できます。
ただ、一括ダウンロード機能は見当たりませんでしたので、
米国特許の審査書類ならば PAIR
欧州特許なら European Patent Register で
一括ダウンロードされた方が、
絶対楽ちんでミスも出ないと思います!
→ 米国サーチャーの包袋入手技はこちら。
□ドシエ目次記事はこちら□
Today's photo | SOFT NIGHT LIGHTS | CC0 licence
■ご案内■
0 件のコメント:
コメントを投稿