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2017/01/23

真の「調査のコツ」は検索前のプランニングにあり。



調査の成功/残念/失敗 とか、
時間がかかるとか、かからないとかは、



「検索する前」

プランニングの段階にあるわよねぇー!



と、改めて思う、今日このごろ。


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最近「活動量計(アクティビティトラッカー)」を、よく見かけます。

活動量計というのは、
腕などにつけて、運動量や睡眠時間・深さなどをはかる道具。


概念自体は、以前からあったと思うのですが
測定精度が上がったり、
スマホと連携できるようになったりで、
使っている方も増えているよう。



最近見かけたものは、とてもオシャレで
言われなければ
「ブレスレットですか?」 って感じでした。




・・・で。

このような 「活動量計」について検索する、という例で考える
プランニングのお話、です。



※長くなってきました。折りたたみますね。





先ほどの画像を見せられて


「・・・というわけで
最近、普及も進んできている活動量計。
特許の側面も調べておきたいんだけど。」


と言われたら、どんな切り口が考えられるでしょう?




■活動量計に関連した特許の流れを知りたい

→ 古~い特許から、たくさんありそうですよね?

→ ランニングウオッチなどとの区別って、どうしましょう?
区別する?それともしない?


■最近普及が進んでいる、スマホ連携タイプの活動量計について知りたい

→ 製品の流れ、主要メーカーを事前に調べておくと
調査がしやすくなるかもしれないです。

→ 知りたいのは「活動量計・本体だけ」ですか?
それとも、スマホアプリやデータ転送などの周辺技術も知りたい?


■あの画像の「おしゃれ活動量計」の事が知りたい

→ 画像に映っている商品の関連特許が知りたい?

→ それとも「時計型ではなく、ブレスレット型」の活動量計全般を知りたい?

→ もしかして、意匠も調べた方がよいのかも?




思いつくまま、書いてみました。

もちろん、他の興味/他のサーチの切り口、もありそうですよね?






調査のプランニング、

あるいは、

プランニングをするためのヒアリング、



調査テクニックより、
結果を左右するような・・・気がします。




根は結構人見知りなので (←本当よ!信じてーー!)
何年やっていても 「ヒアリング、うまくできているかなぁ」 と、不安なんですけどね。(^^;



不安があるところに、改善あり。
完璧~! とか思ったら、進歩がないし。

そう思って、頑張っております。(^^)




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