代表取締役・酒井美里ブログ
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2017/06/28
[FI記号]「最新版の分類表」の意外なありか
久しぶりに「うわっ!やられたー」と思いました!
最新版の「FI記号」がまとまった、分類表のありか。
今まで当然のように
「それは、J-PlatPatのパテントマップガイダンスよね?」
って思っていましたが・・・
どうやら
今は、違っているみたい!?
(2017.06下旬現在)
なにしろ、サーチャーの毎日に直結すること。
ものすごーーく、衝撃を受けてます。本当に!
J-PlatPatではない、としたら
最新版はどこにあるのか?というと・・・
※折り畳みます。気になる方は「記事の続き」にどうぞ。
以下、2017/06/28時点のお話です。
時間が経つと、状況変わる可能性がある事をお含みおきください。
結論
現時点では、特許庁の分類対照ツールの方が、新しいです。
http://www.jpo.go.jp/cgi/cgi-bin/search-portal/narabe_tool/narabe.cgi
証拠のスクリーンショット (2017.6時点)
J-PlatPat
A61K8/ のページです。
「8/99」までが掲載されています。
ここでは、8/97 と 8/98 の間、にご注目ください。
同じ分類を
分類対照ツールで表示させますと・・・
8/97の下位に、階層がどどん!と増えています。
当然「どっちが正しいのーー?」みたいな気分になりますが
特許庁・FI改正情報の
2017年4月付与開始FI改正情報 (Excelファイル)を開いてみると
新設FIのシートに、A61K8/9706以下が
キッチリ記載されているので、
現時点では
「分類対照ツールの方が、最新版」という結論で、宜しいかと思います。
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もちろん、正確を期するのであれば
年2回の改正時にあわせて
FI改正情報をチェックするのが、正統派かもしれないのですが、
いつ、どの分野を検索する事になるかわからない、ワタシの仕事。
改正情報を見ても、やっぱり全部は覚えきれなくて・・・(←言い訳
ついつい、J-PlatPatに頼って生きておりました。
分類改正から日が浅いときなど
気をつけなくてはいけませんね。(汗)
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とはいえ、
技術分野がある程度固定されている方は、
特許庁のFI改正情報、時々確認されるといいかもですね!
一番速く、正確に、改正情報の把握ができます。
私と同様に「分野が固定されない組」の皆様は・・・?
うーん、FI改正情報を見ることはできたとしても、
しばらく内容を覚えておくのって、実際には難しいですよね?
(私だけではない、と思いたいです!>切望)
それでしたら、
「日本特許だけ」を検索すればよい時でも、
一瞬分類対照ツールを見るといいのかも? と思いました。
更新が速そうな分、
J-PlatPatに未掲載の分類更新に気付くキッカケ、になりそうです。
それでは!
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