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2017/10/19

[資料] JP異議申立 と US の IPR (みじかめ更新)


Olu Eletu

こんにちは。タイトル通りの「みじかめ更新」です。

さきほど、現行の異議申立制度、について確認したい事柄があり、
ネットで関連資料を探しておりました。

その際、偶然見つけた こちらのスライド。


出所はこちら


旧・異議申立制度の頃は、
取消決定の比率が、約35%あったそう。

では、現行制度では、
どの程度が「一部取消」または「全部取消」になっているのか・・・?

出所のスライド内に、答えがございます。

申立の成功率、新旧では 思った以上に違っていて、
個人的には、一瞬ビックリしましたが・・・


制度解説だけに留まらず、
実際の運用状況がわかりやすい資料は
とても勉強になります。


なお、
特許庁の「特許行政年次報告書2017年版」によると
 ↓↓

出所ファイル(43頁目付近)
※青、黄のマーカーは、当方の追記です。

「最終的に取消決定がされるまでには一定の期間を要する」とのこと。
すなわち、現在は見かけ上、維持決定の率が高く見える、といった事情もあるようです。



「もしかして、他にもあるのかな?」と
ドメインを辿って 見つけたのが
青山特許事務所さんの、こちらのページ。


やはり私、仕事的に「無効化」の状況が気になって

次に、見せて頂いたのがこちら。
IPRに関する最近の動向



こちらも「全クレーム無効」「一部無効」に進むのは 全体の1/4程度。

と、いうより
「審理開始しない」が約半分 なのですね。



さて・・・
少しだけ、お預かり中の無効資料調査を進め、
夕方から東京に移動します。

東京も寒いようですね。
明日は、発明推進協会の知財ist研修になります。

それでは。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

10/30に同じネタが特許庁でも公開されました。9/末時点のデータだそうです。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/sinpan/sinpan2/igi_moushitate_ryuuiten.htm

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