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2018/04/16

今日の研修-先願と公知と、ワタシ流の説明。


unsplash-logoNielsen Ramon

先日より。
長野常勤のサーチャー、1名加入しました。(ドンドン!パフパフ!)

技術系で、特許出願は経験あり。
サーチ業務はこれから、です。


今日のブログは、初日のレクチャーから。


色々な疑問・質問も飛び出すわけですが、
早速出たのが、こちら

【先願と公知、と、それぞれ公報のどこを見るか】


INPITの研修資料では
ここにありますよ。


先行技術文献調査実務[第四版]
第Ⅳ部 対比(審査基準第Ⅱ部第2~4章より抜粋編集)の3頁目 [PDF:2.12 MB]


これ、表紙を見たら
「検索エキスパート研修[上級]テキスト」 でした。

初級テキストにも入ってて欲しいなー! (←個人的意見)


で、ひとことで言うなら

・公知は 資料全体を見る
・先願は 請求範囲を退避する

のですが、


ワタシ流の「初心者向け」説明。
講習会でも、時々説明してるやつ。こんな風です。↓↓



■公知
出願する時に「見ようと思えば、見る事が出来た」資料。
実施例とか図面を見て、ヒントを貰うこともできたはず・・・

なので「資料全体を見ます。」
それと「他の資料と組み合わせる事もできます」


■先願
出願する時には「見る事ができなかった」資料。
なので「他の資料と組み合わせる事はできません。」

「偶然、知らなくて全く同じ内容で特許出願してたーーー!」
という時だけ、拒絶の理由になります。



大変アバウトな説明ですが、
最初にイメージをつかんでもらう用、ということで。


それでは。^^




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