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2020/07/01

【掲載情報】" AI調査ツールとの付き合い方 " に迷うのは、 明確な基準を持ちにくいから?

記事掲載のご案内です。

J-STAGE 「情報の科学と技術」に原稿を書かせていただきました。




<<目次>>
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jkg/list/-char/ja

ご笑覧頂ければ幸いです。


情報の科学と技術 
2020年7月号「AI時代のインフォプロ」特集

「AI系調査ツールとの付き合い方」に関する視点の提案 
https://doi.org/10.18919/jkg.70.7_355

※普段は発行から6ヶ月後に一般公開のところ
※緊急事態宣言の継続などを鑑みて
※一時的に公開中(閲覧制限解除中)とのことです。
 

 
----------------
 
「付き合い方について書いてください」って
リクエスト頂いた、ということは
「どう付き合うのが良いか」
態度を決めかねてる、って事なのかな? と
想像してみたんですが
  
態度を決めかねる理由のひとつは
「メリット」がわかりにくいのかもしれないです。
 
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たとえば。
航空券の検索&予約のサイトでもAIが使われてます。
 
AIがたくさんの予約サイトや航空会社を横断検索して
 
・とにかく安い航空券を
・所要時間が短い方がいいな
・乗り換え回数が少ない
・好きな/苦手な 航空会社がある  などなど
 
いろんな条件から「良さそう」なのを
見繕ってくれるんですよね
 
で、最終的に選んで 予約するのは人間です。 
AIが提示した候補を見て
「乗り換えは1回まで。
トランジットは8時間までは許容する。
その中で一番安いのがいいな。」 
とか考えて、予約するんですよね。
 
人力では難しい、大量の横断検索をしてくれるし、
選んで予約した航空券には「納得感」もあるしで、
利用には【メリットだらけ】です。
 
使い慣れた人にとっては「付き合い方を考える」どころか、
「え?使わない意味がわからない?」って存在になってます。
 
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特許調査用のAIツールを使うのも
本質的には航空券予約と同じで
 
・AIが良さそうな公報(特許)を見繕ってくれて
・最終的に選択するのは人間
 
って構造になってるはずですが
 
  
航空券予約と違ってるのは
・人間側の選択基準を明確に持つ事ができない
・ ↑ なので、選んでも「納得感」を持ちにくい
 
という特性がありそうな気がします。
つまりは
「確かに検索できてるっぽいけど
 使ってて【メリット】がわからないな」という・・・。
 
だとすると
「作業時間短縮などをはじめとする、費用対効果」が
導入の指標になるのかもしれなくて・・・? 
 
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・・・というような事を
思い浮かべながら書きました。
●「AI系調査ツールとの付き合い方」に関する視点の提案
https://www.jstage.jst.go.jp/…/jkg/70/7/70_355/_pdf/-char/ja 
 
同じ号で
野崎篤志さんの「新春セミナー」の様子も掲載されてます
●情報調査・分析およびインフォプロの今後
https://www.jstage.jst.go.jp/…/jkg/70/7/70_336/_pdf/-char/ja

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