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2020/11/16

「書道用墨」とイノベーション?

 

おはようございます。酒井です。

週末は長野市の善光寺で
写経会に参加してきました。
ちなみにお寺で写経をするのは初めてでした。


集合時間は開始30分前、とのことで早めに到着。


正座を覚悟していたところ、
椅子席もあって、
ホッとしたのもつかの間

墨とすずりが用意されております!
(筆ペン、貸してくれるのだろうと思ってた・・・)

30分前集合の理由は、きっとこれですね。。

小中学校でも書道の時間があって
確か 小学校の先生は「墨汁はダメです」って言ってて
(心を落ち着けるためだったのかも・・・?)
中学から、墨汁OKになった覚えがあります。

なので、墨をするのは小学校以来。
小学生には退屈でしかない作業でしたが、
今なら私も「良いひとときだな」って思えます。


全員で参拝し、お坊さんに合わせて般若心経を唱えてから写経に入ります。
かなり本格的です。

本来なら集中して心落ち着けて・・・というところ、
恥ずかしながら
「あっ・・・筆の先がばらけた!」
「墨をたくさんつけすぎた。」
「と思ったら次は掠れた!!」
絶えることなく雑念ばかりが浮かんできます。。
まったく修行がなっていませんね。

雑念ついでに
仕事柄
「墨って、特許分類の上では
 文房具の仲間?
 着色剤(インク)の仲間?」
という疑問がわいて

帰宅後、J-PlatPatで軽く調べてみたのですが

墨汁の特許はそれなりにあるのに、
硯とセットで使う墨は
特許出願自体、見つけることができませんでした。

墨、漢の時代には知られていたとか、
聖徳太子の時代には伝来していたとか言われています。

現代にあって、
イノベーションから最も遠い製品のひとつ、と言えるのかもしれないですね。





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