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2020/11/19

[SDI事例] 技術がフワッとしている、けれど「定期監視しなくちゃな」と思い始めたとき。

 


今日は「検索のご相談」からの話題です。

社内で取り組んでいる技術内容が「ふわっ」としていまして。

技術者に「これだ!という特徴はありますか?」と聞いても
「機械学習を使っているところ!」としか答えてくれません。

でも、競争の激しい分野でもあるし、
進歩の早い分野でもある。
特許(公開段階)の定期監視をしなくちゃな、とは思っているのですが
「機械学習」で条件設定しても、ピンとこないというか
範囲が広すぎるというか。

どのように監視条件を設定するのがおすすめですか?
※技術内容は、実際のご相談内容から変えてあります^^


あらら。困りましたね! 

ちなみに今まで
「特許を見る・読む習慣」は、ほとんどゼロだったとのこと。

このようなケースでは、
「わかりました!機械学習を使うのが特徴なんですね!」
とばかりに、
検索条件を設定しても、

最初のうちは、物珍しく(?)て
読んでもらえるかもしれないですが

そこまで興味を惹かない公報が
毎週回ってきたらどうでしょう?
自分だったら、
3週目くらいから、読んだフリして
次の回覧に回しちゃうかもです。(←おい!


こちらの検索相談でおすすめしてみたのは
「競合他社の公報監視からスタートする」方法です。

きっと、技術者の方の「頭の中」には
競合他社リスト、あると思うので

そちらを教えていただいて
監視してみてはどうでしょうか?とお伝えしました。


元々、競合他社は「気になる存在」だと思うので
競合の出願は関心・興味を持って読めそうですし、
出願内容が刺激になる可能性もありますよね。


競合他社の公報を読み慣れていただくとともに、
気になった公報を知財部門にフィードバックして頂くと、
本格的なSDIに移行する際、
「どのような出願に注目すれば良いか」のヒントも得られます。


他社監視が定着して、
知財マインドも向上されますように。
こっそり、応援しております^^






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