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2012/04/17

キーワード検索・基礎編 ~ 「キーワード」の性格

photo credit: aroid via photopin cc

キーワードシリーズ、3回目です。
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第1話 キーワード検索・基礎編~「勘」のありか
第2話   ~ 「さじ加減」の居所
第3話   ~ 「キーワード」の性格   ←この記事

関連記事 >> キーワード検索のコツと上達法を考え中
関連記事 >> 海外の検索クイズと、キーワード選びの基本
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前回は 「検索キーワードの長さ」 と 「漏れ・ノイズ」 の関係を扱いました。


一般的に特許データベースで使うキーワードは「自然語」です。
用語・用法や、単語の長さなどには決まりがありません。

私にとっては、少し扱いにくく、さじ加減に悩む検索項目です。
でも 「分類」にはない、良い点が幾つかあるのですよ♪


●一つ目は、当たり前ですが 「分類で調べにくいものは、キーワードで。」
私が経験した技術分野で言うと、ソフトウエア周辺はこの傾向が強いかも!


たとえば 「デジタル署名アルゴリズム」
分類が、あちこち分散しているのですよ!(泣)

通信用の認証技術・・・ とか、
データ処理の 改竄防止・・・ とか、
暗号技術 ・・・とか。

件数は膨大で、分類も整備されている。
でも 「調べたい内容は、まとまってなーーい!」 という状態です。

「とりあえず、ざっと情報収集したい」 場面だったら、

分類こねくり回すよりも、調べたいアルゴリズム名で、
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全文 = ElGamal    ←これ、暗号方式の名前
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って検索しちゃった方が、何十倍も速いです~
※ 侵害予防調査なら、分類も検討された方がいいと思いますが♪


決して 「分類がなっちゃいない」 って事ではないのですけど・・・
でも 「分類だと、調べにくい分野」 なんだな、これが。(汗)


● ふたつめ。「分類がわからない時も、キーワードで」

「試し検索」というのは、このタイプですねー♪
最初はキーワード検索でアプローチし、分類を探ります。


● 3つめ。「新しい技術も、キーワード有利」

1つめの「分類で調べにくいもの」 と似てますが、
新しい技術は、分類そのものが確定していない可能性があります。。。

このパターンも、キーワード検索中心になりやすいです。

但し!
業界内でも、用語が統一されていない可能性あり。
同義語・類義語探しは、綿密にいきましょう。



他にもありそうですが、スッと出てきたのはこれだけ。
思い出したら、たまに追記するかも・・・しれません。

それでは~



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