photo credit: mrbill via photo pin cc
昨日は知的財産アナリスト認定講座で、KIT虎ノ門大学院に。
※ 写真撮るのわすれた・・・
そして今日は、長野内勤DAY です。
内勤DAYってことで・・・
ちょい前から懸案だった 「脳内コース整理」 をやってます。
日本特許調査の説明をしているとき、
酒井の頭の中は、このような住み分けになってます。
「講習会で、お伝えできること(日本編)」 の全体マップ
(画像クリックで拡大)
説明は、記事の続きからです。
えっと。調査設計を考えるとき、
中心に据えているのが 「調査の要求度」 です。
簡単に言ったら 「ちょこっと調査」 でも目的達成できるのか、
「がっつり調査」 した方がいいのか・・・ って違い。
◆ ちょこっと調査 (関連情報を知る)系
ちょこっと調査系は 「全件網羅できなくてもOKで、効果的に情報収集したい」というイメージ。
ここが、調査の基本形です。
「出願前調査」 とか 「ちょっとした情報収集」 のイメージ。
画像だと、左側の BASIC としている部分です。
なるべく、難しいこと・例外事項は言わないように気を付けてます(笑)。
調査の基本的な流れ、
・ 調査テーマの要点をとらえる
・ 要点を、キーワード検索に置き換える
・ 分類を使ってみる
・ キーワード検索を見直す
を、時間かけて解説・・・という内容です。
◆ がっつり調査 (網羅・徹底)系
私が思うに・・・「がっつり調査 (網羅・徹底系)」 をするには、
がっつり調査するための知識、が必要なんです!(珍しく力説してみる)
網羅・徹底系って、
製品や権利行使が関連する事が多いじゃないですか?
それでいて、今時は使える時間・リソースも限られていたりするので・・・
「たくさん件数見ました!」 って安心感も、
もちろん大事なのですが、
同じ1000件なら、より良い1000件を見たいのが、自然な流れ。
そのために、
検索の上流側でコントロールできる事がいくつかある、と思っています。
たとえば、
・ 検索方針そのもの、の設計 とか、
・ データベース特性からみたコントロール とか、
・ 分類とキーワードの性質を利用したコントロール、とかです。
このあたりが 「調査設計するための知識」。
※ ちょこっと調査では、難しいこと言わないのですが、
がっつり調査は真逆で、検索理論のオンパレードって感が・・・(汗)
この、前提知識を使って、
侵害予防調査とか、無効化調査をするのですけど、
やっぱり、調査目的が違うので、
調査の手順とか、検索式設計はまるっきり変えてます。(←私の場合)
「侵害予防調査」 と 「無効化調査」 の概要は、それぞれ別記事で♪
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