photo credit: Roby Ferrari via photopin cc
講習会で「おすすめ検索式」をご説明したり、
検索式作成の過程で、検索状態を見ていただくと、
「行数が多い。。」
って、たまぁに言われます。 (← たまに、ですけど。)
うーん。
たぶん、サーチャーという職種の中では、平均的な行数だと思いますよ?
技術者の方にとっては、もしかすると行数多いかもしれません。
平均すると、コマンドで30~50行位使う事が多い自分です。
※ もちろん、コンパクトに収まる時も、長大~な時もあります。
逆に
「IPCとキーワードで、ぐわぁっ!と検索して、
1000件位を、一挙に見ます。(ドヤァ・・・) 」
ってお話を伺ったりすると、
思わず、くらくら~ っと目眩が・・・・ (本当)
これって 「調査の頑張りどころ」 を、どこに設定しているか? の違い。 のような気がします。
例のタイムライン登場!
ええと・・・
「検索式作成」に要する時間、って、
多少増えたり、減ったりはしますが、
そこまで、調査テーマに左右されるものではありません。
これに対して 「資料抽出」。
資料抽出は一種の物理現象?で、
200件は、100件の2倍。
1000件は 100件の10倍かかります。
※ 資料抽出のコツがあったとしても、です。
それならば、
ある程度、検索式で頑張っておいたら、
後々が楽なんだけどな~ ?
どうして、そうしないんだろう・・・?
と、ついつい考えるのが、サーチャーという人種。(← たぶん)
でも、検索式で頑張るだけが良い、とも言えません。
特許調査って、
● 公報を読む過程、そのものが役立つ調査 と、
● 公報を読む過程は、極論すれば無駄 な調査。
があると思うんですよ~
前者の例は情報収集系。
特に、若手技術者の方が、公報を読む場面。
一見無関係に見える公報も、たくさん読むことで
いわゆる 「技術の土地勘」 が養われると思うのです。
後者の例は、無効化資料系。
できれば最短時間で資料を発見して、
その後のアクションに時間を使いたい調査、です。
公報をたくさん読む事が、案外大切なのか
速く結果を出すことが、求められているのか。
当たり前の事ですが、
ちょっと考えてみると、
進め方のヒントになるかもしれませんね!
それでは。
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