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2013/01/18

調査設計と「高額なお買いもの」の共通項

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前の記事では


あんなに「レスポール!」って言ってたのに
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あれ? 「けいおん!平沢唯モデル」 買ったんだ?w


・・・・みたいな「予想外」な行動、

特許検索になると、
意外とやっちゃうみたいなんですよね・・・


というお話をいたしました。


これって、いくつか原因があると思うんですが



知的財産アナリスト認定講座の課題って、
まぁ・・・その・・・M&A系です。(今までのところは。)


会社としては 「超・高額な買い物」 の部類になります。


で、現実世界で、値段のはるものを買う時って、
下記のような行動で、検討されると思うんですね。

・ 「その商品」 に適した地域・お店で買う
 → ヴィンテージギターなら専門店で、とか。

・ もちろん、スペックや購入価格の比較検討をする
 → お店を何件も回ったりして、
    似たようなものを、散々見比べますよね。

・ 商品にまつわる「何か」が気になる時もあるかも?
 → ギターなら「誰が・いつ使った」 とか。
   車だと「修理歴・事故歴」とか。マンションなら立地とか。



一方・・・特許調査。
特に、M&Aの準備段階での情報収集用の調査も、

「普通のお買いもの」 と、案外似ている部分が多いんですよ?



・ 「その商品」 に適した地域・お店で買う
 → 主に「技術分野・調査ポイントの特定」です。

・ もちろん、スペックや購入価格の比較検討をする
 → 技術分野を多面的に見て (≒ いろんなお店を回って)
    どれがお買い得か、検討します。

・ 商品にまつわる「何か」が気になる時もあるかも?
 → 技術の将来性とか、社風とかも…色々です。うん。




さて。検索式を見せて頂いた中では・・・

「いろんなお店を回る」

圧倒的に、ここが苦手な方が多い感じ



「ある、1件のお店」 には到着できているのだけれど、

そこで 「ああっ!あったーーー!」 と安心?されたのか、
その範囲で、M&A物件を決めました的なレポートがちらほら。。


だめですよ。
高~い高~いお買いものですから。>M&A。

同じような品ぞろえの店、
全部回って決める! 位の勢いでなくてはね。



特許調査で 「いろんなお店を回る」 こと。
苦手な理由が、何かしらあるとしたら、

・ わかっているけど、たくさん検索するのがめんどごふっ

・ 1箇所で「そこそこ」多くの件数が出たから、十分だと思った。

・ いろんなお店を回る、それ自体がイメージできない。
   検索の場合「異なる複数の店」ってどこにあるんですか??


・・・たぶん、最後の理由が多いのかな? と。
いや、そうだと信じたいです。(笑)


※「わかっているけど、めんど…」とか「もういいと思った」は、
  M&Aでは、致命傷になり得ますものね。


複数の店、はですね~
講座でも、ちゃんと説明はしております。

でも、さすがに
「複数の店を回れ」 という表現ではないので、
ピンとこなかったかもしれません。。。

※次回講座(2/9)は、「複数の店を回ってくださいね!」って言おう。
 そうしよう。うん。(笑)


検索における 「店」 をどうとらえるかは、また次の機会に。

・・・引っ張ってすみませぬ。




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