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2014/06/30

ネット上での統計データ収集-Google編


Nerdy Brown Hipster Glasses. Embroidery Hoop Art. Hand Embroidered. | Flickr - cc

おはようございます。酒井です。

先日の記事→[Tips] 「統計データ」は情報分析のGPS。入手方法は? の続きで、
統計データの調べ方をアップします。この記事はGoogle編です。

・・・アメブロ時代の 「リサイクル記事」 でございます。(元記事
基本的な調べ方は変わっておりませんが、
参照先の情報などは、変わったり・なくなったりしているかもしれません。

それではGoogle編、記事の続きからどうぞ。



以下、アメブロ時代からのリサイクルです。
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検索テーマは
「眼鏡フレーム"だけ"の、販売個数の推移を調べる。」
というもの。


どんな風に検索して、
データを作っていくかというと・・・

1)まず普通に、Google使います。
最初は [メガネ 販売個数] と入れました。

◆これも 試し検索 の一種ですね。

1回でズバリ正解がでない事が多いので、
大まかな単語を入れて、検索結果を眺め、
「この分野では、どんな言葉が使われているかな~」
と、何気にチェックします。

見た感じ「個数」の語で、ショッピングサイトの
「個数を入力」がヒットしているので、
[眼鏡 販売 統計] に修正します。

すると、上位のほうから、
1.[PDF] 眼鏡小売業の動向
2.就業者について - しごとの統計 (眼鏡販売店員) - Job Job World
3.GfK Optics Japan、眼鏡市場調査を開始 メガネフレーム市場概況を発表 ...
4.[PDF] メガネブームの背景にある価格破壊とデザイン性の向上
・・・などが出てきます。
(番号は便宜的につけてます。検索順位ではないです。)


長くなりますけど、ひとつずつ説明しますね。

1.[PDF] 眼鏡小売業の動向
http://www.sumitomotrust.co.jp/RES/research/PDF2/Ind15.pdf
ドメインを見ると、住友信託銀行のようです。
銀行系、コンサル系の出している情報は、比較的中立性が高いし、
出典が明らかなので、使いやすいケースが多いです。
ヒットワードを見ると、
..... 出典:工業統計(経済産業省). 億円. 眼鏡レンズ. サングラス・老眼鏡. 眼鏡枠. 図6 中国製眼鏡枠の輸入推移 ...


◆経済産業省の工業統計には、眼鏡枠の項目がありそうだ、と
予想できるので、後で見に行くことにします。

2.就業者について
・・・は、関係なさそうなのでパス。(笑)

3.GfK Optics Japan、眼鏡市場調査を開始 メガネフレーム市場概況を発表 ...
http://cobs.jp/press/0812/1218/57687.html
・・・って、関係ありそうですね。中身をざっとチェックします。
肝心の画像は公開されていないのですが(汗
・月次平均販売枚数の情報がある。長期間のデータはなし。
・調査の対象は、金額ベースで全市場の約70%。
・調査対象チャネルのメガネフレーム月平均販売枚数は約110万枚。

↓だから、
◆現在、1年間に国内で売れているメガネフレームの数は、
約110万枚×12ヶ月×10/7 ≒ 1886万枚、 と、一応の概算をします。


4.[PDF] メガネブームの背景にある価格破壊とデザイン性の向上
http://www.yokohama-ri.co.jp/press/pdf/pr060823.pdf
これも横浜銀行。
この資料をざっと見ていくと、8頁~の図表が参考になりました。

図表の出典をみて、
◆経産省の「商業統計」にも情報がありそう、と予想します。
◆主に、銀行系や官庁(経済産業省)に目をつけてきました。
今回はありませんでしたが、業界団体なども対象になります。
◆その際、ドメインや文章の中の単語に、注目してます。

というのは、

◆仕事に使うデータの場合、
出典や中立性・客観性などが大事なのですね。

例えば、メガネ○ーパーさんが出している統計だったらどうでしょう?
もしかしたら、メガネ○ーパーさんに都合の良いデータになっている可能性がありますよね。

では、巨大掲示板の書き込みに、たまたま数字が書いてあったとしたら?
誰が書いているかわからない、根拠もわからないので、これも仕事には使えないと思います。

Wikipediaも同じで、善意できちんと書かれている事が多いのですが、
筆者や出典、根拠が不明確なものもあるので、
基本的には 「参考程度」 と考えます。

その点、
官庁の発表資料や、業界団体の統計などは、
発行元も明らかですし、利害に関係なく、統計処理をしているので、使いやすいです。

もちろん、
官庁や業界団体のデータがない場合もあります。

私だったら・・・金融機関や、シンクタンクの発表資料、あと、有価証券報告書や企業の年次報告書などを、探してくることが多いかと。。。

Googleで調べる部分だけで、
こんなに長くなっておりますが・・・(^^;

次回は官庁の統計資料に移動します♪

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リサイクルここまでです。

[補足!]

今ですと、ネット上にほぼズバリのグラフが掲載されてます。(汗

1290万本 -安いから、メガネを何本も買ってしまう
PRESIDENT 2013年5月13日号


グラフ出典も、同じ記事です。

メガネフレームだけの販売数が出ており、
推計しなくてOK!なんですよね。
改めて検索してみてビックリ!です。

次回は 「官庁の統計など」です。


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