代表取締役・酒井美里ブログ
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2016/04/13
[Tips] 情報源より『検索語』
おはようございます。サーチャーの酒井です。
今日は検索の小ネタです。
時折、
「検索に便利なサイト、有用なサイトを教えてください。」
と、ご質問を頂きます。
この質問のお答え、2種類あるのです。
サイト名、URLをお知らせする事が役に立つ場合と、
サイト名をお知らせしても、ほぼ役に立たない場合。
前者は
基本的で、利用頻度の高いサイトを聞かれていそう、なとき。
こちらは、ちゃんとサイト名ご案内してます。
たとえば、
特許調査の経験がほぼない方が
「無料で特許調査ができるサイトを知りたいです。」
とおっしゃる場合は、
J-PlatPat
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
Espacenet ※日本語インタフェース
https://worldwide.espacenet.com/?locale=jp_EP
・・・などが、その答えになりますよね。
では、後者は? (折り畳みます)
後者は、前者の逆。
比較的専門性が高くて、汎用性は低い情報源。
言い方を変えると、
ちょっと困った系の調査場面では、
「わぁ~♪、こんなサイトがあったんだ!よかったー!」
ってなるけど、
次、いつ使うのかわからない。
というか、二度と使わないかもしれない?
というタイプのもの。
一応ね、
「サイト名を」と聞かれれば、
お知らせはしますが・・・
・・・教えないのも、意地悪ぽいし。(汗
でも、わたくし
内心では
「それ、使う機会来ないかも・・・よ?」
って思っていたりもします。 ←人がわるい?
いつ使うのかわからないのに、
サイト名、URLだけコレクションしてても、ねぇ? って思うんですよね。
効率がよろしくありません。 (きっぱり)
私自身、
使用サイトの記録だけはとっていますし、
「こんな情報源があったな・・・」 って記憶も、
薄ボンヤリとは、ございますが、
ブックマークを整理しておく、とか
リンク集的なものを作る、とか
もう、何年もやっていないです。(笑)
それでですね。
次々、お問い合せをいただく
非特許系で、難易度高めのご依頼。。
「どうやったら、そんな情報が取れるの?」
というタイプのサーチには
どう対処しているのか?
ほんの入口だけ、ご紹介しますと、
ブックマークは整理していないかわりに、
検索語の引き出しを、
メンテナンスしています。
たとえば・・・
ある、製品の
海外のシェアを調べたいとしたら?
という要領で、いくつか検索して探します。
1つの検索条件で発見できる、とは限りません。
たくさんパターンを用意して、
組合わせて使うのがコツかな、と思います。
特許以外にも、
いろいろなサーチを手がける方は、
「検索語の引き出し」
今以上に磨いてみると、良い事あるかもしれませんね。
非特許情報でも、
非英語圏でも、色々調べさせて頂いています。
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