ヘッダーメニュー

2017/02/13

記事紹介|米国訴訟で提訴された特許⇔IPRで防御してる率 (英文)



記事紹介です。


「米国特許訴訟で提訴されたケースでは、多くの場合IPRを使って反論している」的な話が聞かれますが、
個人的には、具体的な記事をネットで見かける機会、ほとんどありませんでした。


先日
「アップルが(米国で)提訴された対象特許に対し、どの程度IPRを申し立てているか」の記事を見かけ、面白かったのでご紹介します。
↓↓
Weekly Chart 26: Claim-Level Analysis of Apple’s IPR Cases


グラフと英文は、上記記事からの引用です。



On the other hand, out of 160 patents challenged through IPR, 125 (or 78 percent) were named in lawsuits. That means in about one-fifth of cases, Apple leveraged IPR for a different purpose other than defense against active patent lawsuits. These may have been cases filed as part of a licensing / acquisition strategy or perhaps pre-litigation matters.

・・・アップルがIPRしている160件の特許のうち、
125件(78%)は、特許訴訟で使われている特許番号と一致した。


とのこと。残り15%弱についても、
「ライセンシングや買収戦略の一部として、また訴訟の事前準備かもしれない」と説明しています。


元記事では、クレーム単位での結果分析もあり、
アップルの特許戦略の一端と、現時点での成果、という感じで興味深いです。




もう一度、記事リンク貼っておきます。
Weekly Chart 26: Claim-Level Analysis of Apple’s IPR Cases




米国、欧州、WO等を対象とした先行資料(無効化資料)調査、お引き受けできます。
調査のお問合せはこちらからどうぞ


別窓で登録フォームが開きます
連絡板 ■
酒井美里プロフィール
少しずつ増えてます → 検索コラム集目次
代行特許調査のお問い合せはこちらからどうぞ
●  講習テキストの販売を始めました。
採用情報 はこちらから。よろしくお願いいたします。
Facebook、お友達もフィード購読も大歓迎。お気軽にどうぞ。 

特許調査入門―改訂版



Amazon
発明推進協会

0 件のコメント:

コメントを投稿