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2014/06/05

Espacenet、CPC表示の変化 - (1) CPCNO


My Love for Macaroon | Flickr - CC

酒井です。お疲れさまです。


仕事中、Espacenetでデータ確認をしていましたところ、
こんなレコードを見かけたのです。
↓↓
GB2493943  (A)  -  The extraction of cardol and cardanol from cashew nut shell liquid
※クリックでEspacenetが開きます。


一見、普通のレコードに見えますが・・・?



ここですね!
CPCの直後の →more の部分。
ちょっと、クリックしてみませんか? 面白いんですよ。




クリック後の状態がこちら。CPCが3種類に分かれました。


※クリックで拡大表示されます。

defaultは、いわゆる 「普通のCPC」 です。

次のCPCNO、これは
CPCNO(NO:National Office) なのです。


以下は、特技懇誌の記事から引用です。
現在のところ、ES、FI、SE、GBなどの欧州諸国が自国の特許公報に CPCを付与している。
ただし、CPCNO(NO:National Office)と呼ばれるこれらの国が付与したCPCは、EPOとUSPTOが付与したCPCと、DOC-DB内で区別して蓄積されている。

Espacenetでは、検索上の区別はないようですが、
表示させてみると、National OfficeによるCPCなんだな、と判ります。

(確かに、このレコードも英国の公報ですね。)


National Office のCPCが区別される、という知識はありましたが、
Espacenetでの表示を見たのは初めてです。

各国特許庁での付与実績が増えてきて、
目に付きやすくなってきた、という事なのでしょうね。


もうひとつ、
その下に見えている 「C-sets」 という種類。
これも、面白いんですよ?


「C-sets」はまた別の記事で♪ 
(また出た!まさかの続きもの。。。)

 → 書きました。「C-sets編」はこちらです。



[CPC] 関連資料リンク集はこちら








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