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2017/04/20

[小ネタ] ライセンス交渉準備で、身内から痛いところを突かれる思い出、の巻き



こんにちは。サーチャーの酒井です。
今日はタイトル通り「交渉準備(の調査)な小ネタ」です。

前の記事は「無効資料調査の使いみちって、色々ありますね!」ってお話でしたが、


わたし、以前の職場では
ライセンス部の陰(←なのかな?)
時にはメリメリバキバキ
時にはひっそりと、調査をしておりました。(あ、今もあまり変わってないですね。笑)


それで・・・
ご存知の方も、いらっしゃるかも?って思うのですが、
その頃、知財の上の方にいた上司。


見かけは小柄で温厚な感じで
仕事を離れたら、ニコニコされてたなー、って印象だし、
話し方も、どちらかといえばおっとり系の方。

なのですが、

口を開くと、笑顔できっつーい事、
・・・じゃなかった。
本質的な事を仰るときがあって、
(・・・って、ご本人見てないですよねっ!?
 ワタシ的には、褒めてるんですけどもー。汗)


で、ライセンス準備のための、先行例調査の話でしたね。


一般的に、この種の調査をする時には
「御社でこの技術、使っていませんか?」 と、
特許番号を提示された事を受けて

「いえいえ、そんな事ないですよ!」と、非侵害の主張をしたり、
先使用の主張をしたり・・・

と、並行して、
先行例調査も行なう事が多いのかな、と思います。



そんな時に、件の上司に説明に行きますと・・・
          ※画像はイメージでございます、笑

「・・・その技術、実際に使ってるの?」

「それなら、自社出願(の先行例)があるよね?
 出願してるよね?」

・・・って、高い確率で聞かれる、という。。。 (>_<、)ひぇー!


言い換えると
「製品に使ってる技術を、ちゃんと出願権利化につなげてる?」
「本当に調査の必要はあるのかい?」
って事ですよね。


たぶん当たり前の事、なのですけど、
面と向かって聞かれると、
身が引き締まる、といいますか、それとも
背筋が凍り付く、といいましょうか。
なんかあれ「悪いことしてないのに緊張する」系でした・・・(涙目


でも、今になってみれば
「出願してるよね?」って、良い質問!って思います。
(のど元過ぎて怖さを忘れただけ、かもしれませんけど~)




4月の調査予定、おかげさまで「満員御礼」となりました。
・・・って、すみません。5月も間もなく、受付終了となりそうです。
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