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2018/12/14

[ファイルの小技] 外国特許のExcelリストを一挙に機械翻訳




こんにちは!サーチャーの酒井美里です。
今日はファイル操作の小技です。


外国特許のExcelリストを一挙に機械翻訳 とは?

たとえば下記のような、特許の書誌事項+要約の入った Excelファイルがあり、



「要約」と「発明の名称」を翻訳したい。
機械翻訳で全然構わない! というとき

(手作業で)リスト内容をGoogle翻訳にコピー → 訳文をExcelにコピー

を繰り返しても、訳文を得る事はできるのですが、
件数が多いリストだと、手作業でコピペを繰り返したくないですよね?


そこで、手作業ではなく、
一挙に機械翻訳する方法をご紹介します。


Googleスプレッドシートの関数を使う方法です。
数年前には既に存在してた関数なので、
とても有名なワザかも、しれないです。。


「知ってるよー」って方は、笑ってスルーしてくださいね!


では、記事を折り畳みます。
「一挙に翻訳、知りたーい!」という皆様、記事の続きにどうぞ。





手順です。Googleのアカウント(登録無料)が必要です。


◆最初に手順まとめ◆

1:Excelのファイルを準備:Google ドライブにアップロード
2:対象データをGoogleスプレッドシートに読み込む
3:翻訳する関数:googleTranslate を使う。
書式は =googleTranslate(A1,"en","ja")
4:翻訳後のデータを、Googleスプレッドシートからコピペ!
です。

それでは順番に説明します。


1:Excelのファイルを準備:Google ドライブにアップロード

画面上にドラッグ&ドロップ でアップロードできます。



2:対象データをGoogleスプレッドシートに読み込む

Googleドライブ側で
ファイル→アプリで開く→Googleスプレッドシート です。




3:翻訳する関数:googleTranslate を使う。

関数を入れていきます。書式は
=googleTranslate(対象セル,"元言語","翻訳言語")
です。

例:A1セルを英→日翻訳するなら
=googleTranslate(A1,"en","ja")


ここから、実際に操作した例です。

まず セルK2 に  セルJ2 を翻訳する関数を入力


翻訳できたのを確認したら、
ドラッグして、必要な行まで関数をコピーします。
数が多いと、しばらく [Loading・・・] と表示されます。
全行が完了するまで待ちましょう^^。




4:翻訳後のデータを、Googleスプレッドシートからコピペ!

翻訳完了したら、いかにもGoogleスプレッドシートから
ファイルをエクスポートしたくなるところですが





自分の経験上だと

1)元のExcelファイルを開いておく
2)完成した訳文の列全体をコピー
3)元ファイルの所定位置に「テキストのみ」形式でペースト

が一番スムーズかな?と思います。 (←使用環境で違うかもしれませんが)


ちなみに
Excel形式でエクスポートすると、



せっかくの翻訳文が、全部1行目と同じ文章に変わってしまいます。

Google側の関数が一緒に出力されるようで、
Excel側には、対応する関数がないために
全行エラーになっている、という事のよう。。



関数がダメって事は、CSVならいいのかも?と
CSV形式でエクスポートしますと



せっかくの和文が
猛烈(笑)に文字化けしました。


そういうわけで、
GoogleスプレッドシートからExcelにコピペ、が
一番スムーズではないかと!





何かと忙しい年末年始。
皆さまのファイル操作がスムーズになりますように★



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