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2020/09/29

酒井の検索ヒストリー:⑥利他的に堂々と。



こんにちは!酒井美里です。最終回「第6話」です。
全6話の目次はこちら

2005年に独立して・・・

2年後、2007年に開催された、
第1回目の「特許検索競技大会」で優勝しました。

おかげさまで注目して頂き、
代行検索、研修講師、ともにご依頼が増え、

書籍「特許調査入門」執筆のお話も頂きましたし。

※現在在庫切れ。2020年春に改訂版が出ます。


特許庁長官賞を頂いたりと



代行検索だけではなく、
後進育成にも携わる立場になっていきました。
イヤでも、目立ちます。


しかし…
子供時代には周囲と話が通じず、孤立気味に過ごし、
独立の直前には「協調性がない」「お前は不要」と、戦力外通知も受け。


「目立ったり出しゃばったりしてはいけない」
というのが、無意識下に刷り込まれていたのでしょう。
(これ、今でも克服しきれていない弱点です)


調査技術や、教える技術をお褒め頂いても
「いやいやいやいや。
私なんて、普通の事しかしていませんので!」
と、脊髄反射で否定したくなるのです。


そんな中、
こんな言葉に出会いました。

怖々利己的に生きるのではなく、堂々利他的に生きる。

最初、なかなか意味がわからなかったのですが・・・


・きつく怖く見られたくない
・優しく見られたい
・嫌われたくない

これって完全にベクトル→自分ですよね。
自分のために、怖々と振る舞っている。
つまり「怖々利己的」です。


「相手のため」つまり利他的に考えるならどうか?

私のようなタイプの講師が
必要以上に謙遜しまくったり
ここぞ!という時にモジモジしていたら
みなさん「えー?」ってなるだろうし。

必要以上に自虐したり、
笑いで盛り上げようとすると、
ちょっと胡散臭い感じになるかも…?


むしろ、
「完璧な正解」ではないかもだけど(←調査に正解はないので
私なりに、正しいと思ったことを
ハッキリ断言したり、

目の前の方や、その方が所属する組織のためにならない、と感じたら
包み隠さず正直に。ビシッとお伝えする方が、
みなさん、なぜかほっとして下さるみたい。

こういうのが「利他的に堂々と振る舞う」です。


頭ではわかっていても、
まだまだ、心の中に抵抗があります、が・・・

利己的に、笑ってごまかしがちな自分に気付くたび
「利他的に、堂々と。」と、
自分を戒め続けています。



近年は・・・

「酒井さんの検索手順そのものや、考え方を見てみたい。」
と言ってくださる方々のご期待に、
もっとお応えできる自分、
調査に迷える方々の「灯台役」を果たせる自分、になりたくて。


海外のサーチャーに会って、
直接話を聞こう!
世界中の色々な考え方に触れよう!
と思っています。

2018年はイタリアのミラノで。
2019年はルーマニアのブカレストで。
Patent Olympiad(海外版検索競技大会)に参加して、
向こうのサーチャー達と、色々な話もしました。


今年、2020年はコロナウイルスで世界が騒然としていますが、
落ち着いたらまた、海外に修行に行きたいです。

言葉の通じない国に、調査修行に行くと、
東京に修行に通っていた頃を、
懐かしく思い出します。


検索ヒストリーは、これで完結です。
ご笑覧ありがとうございました!


酒井の検索ヒストリー 全話目次








■ご案内■

2020/09/28

酒井の検索ヒストリー:⑤開業した一番の理由。



こんにちは!酒井です。
第4話の続きです。

2003年にかけて、
2冊の特許調査本(1冊は共著だけど)が世に出て、
胸を張ってボスに報告もできたのですが、


会社生活って、長いけど終わりがあります。

ボスが定年を迎えました。

退職日&送別会の当日も、私は東京に出張して
せめて、送別会には出たいと、
大急ぎで特急あずさに乗った事を、覚えています。


そして・・・
あまり良い話ではありませんが、
その後の上司とは、
良好な信頼関係を築けませんでした。


で、
開業した一番の理由ですね。

過去、理由を聞かれた時は
まだ在職中の関係者もいたので

「家庭の事情で」とか (一応それもあった)
「私、お勤めが無理だったみたいで~」(視点を変えればそうとも言える)

と説明していましたが、

「令和」になったことだし  ←?
開業に踏み切った理由、改めて書いてみます。



酒井ボス時代(前話参照)には
・美里さんが1人いるだけでも、うちの部門には大きな戦力だけれど
できれば、同じ事ができる人を10人育てて欲しい。
・そのためにも、外部の勉強会に参加して、学んできた事を社内に展開して欲しい。
・会社名ではなく「美里さん、個人」に指名が来る検索者を目指しなさい。

と言われていて
その方向を目指して邁進していましたが


上司が替わってから
「酒井さん(これは私ね)の調査能力はすごいと思うけれど、
ウチの職場、S社(親会社)グループには、
 そこまでの調査能力は必要ない。
と、断言されまして。

これって、戦力外通知、ですよね・・・?


それと・・・この頃、下の子はまだ園児だったため
職場行事(歓送迎会や旅行など)の不参加が多かったのも
常々「協調性がない」と非難の対象に。


現代なら、パワハラ気味かもですね。
でもこの時は淡々と
「この職場にいても、将来はないのだな」と思っただけ、でした。


知的財産部(出願権利化部門)に戻る選択肢も
なくはなかったけれど、
酒井ボス時代に、調査の仕事がとても好きになっていたので

「戦力外通知されたけれど、調査の仕事を続けたいな」

とは思ったんですよね。


でも…パワハラを受けていた時期、
「知らない組織に入る」のはこわくて
とてもとても、転職で
他の「会社」に移る気持ちにはなれませんでした。。


だけど・・・
「社外に出て勉強する」
「指名で仕事がくるサーチャー(検索者)を目指す」
と、ずっと続けていたし、
幸運にも、出版や論文発表もしていたから

ひとりで調査事務所を始めてみよう
って、思ったんです。
2005年のこと。

これが、開業した一番の理由、です。


そういえば、開業を決めた時期。


直属の上司から「戦力外通知」を受け
会社では、誰に相談していいか、わからなくて。ですね。


家族以外で、真っ先に相談したのは
勉強会でお世話になっていた、
他社の先輩でしたっけ。
(あの時は驚かせて本当にすみませんでした…)


今にして思うと、
検索の事も、悩み事も、
近い目線で相談できる相手が、
社内に いなかったわけですが…


もしかしたら、
近い将来、私が戦力外通知を受けて
会社を去って行く未来も、
ボスはお見通しだったのかな? とか、今でも時々思うんです。


そんなボスは
定年退職されてすぐ、ガンがみつかって
翌年 亡くなられたので
今となっては、確かめようもありません。



次が最終話です。もう1回だけ、おつきあいくださいませ。

酒井の検索ヒストリー目次
酒井の検索ヒストリー:①アンファン・テリブル(おそろしい子!)
酒井の検索ヒストリー:②酒井、検索表に出会う
酒井の検索ヒストリー:③「酒井さんたち」に出会う。
酒井の検索ヒストリー:④酒井、ボスと再会する
酒井の検索ヒストリー:⑤開業した一番の理由。
酒井の検索ヒストリー:⑥利他的に堂々と。

2020/09/22

酒井の検索ヒストリー:④酒井、ボスと再会する



こんにちは!酒井美里です。
第3話からの続きです。

「調査子会社」に出向して、
グループ会社から依頼された特許調査をしまくる毎日。


確か出向したのが1995年で。



1995年って
「やっとインターネットが社内に張り巡らされたかな?」位の時期。

現在(2020年)から振り返ると、
収録データも通信環境も、貧弱だった時代ですが
貧相な道具なりに、モリモリと検索していたような記憶があります。


それで・・・
何年くらいかな?
しばらく子会社で頑張っていたら

ある日、研究所から「ボス」が出向してきて、
調査部長に就任されました 
嬉しかったぁーー(≧∇≦)ーー!


知的財産部門にいた方ではないので、
常々「オレは調査とか検索とか、全然わからないぞ。」と断言されてましたが

経営とマネジメントに携わっていた視点からのお話に
いつも、自分の視野の狭さを思い知らされ、
「真に依頼部門に役立つ調査とは?」と、考える機会をたくさん頂きましたし、


「女子に大人気の上司」の話に登場頂いてる
頑張りをコソッと(…表立って、でもいいけど)見守っていてくれて

残業になりそうな日には
「みんなで食べろ」「たまには早めに帰れよ?」と、
がさっと煎餅大袋を置いていくような
この人!この人が酒井ボスですーー!みなさん!(≧∇≦)  ←ちょ!落ちついて!!

それと、後でわかったことですが
酒井ボスは、若手の部下全員にそれぞれ、
「将来的に、こういう方向でキャリアアップして欲しい」と
伝えていたようなんです。


私が言われてたのは・・・
今でも、しっかり覚えています。
・美里さんが1人いるだけでも、うちの部門には大きな戦力だけれど
できれば、同じ事ができる人を10人育てて欲しい。
・そのためにも、外部の勉強会に参加して、学んできた事を社内に展開して欲しい。
・会社名ではなく「美里さん、個人」に指名が来る検索者を目指しなさい。
前職で10人育てる事はできませんでしたが、
ずっと、研修の仕事にも携わっている私・・・。

酒井ボス、ほんと部下の事よく見てたんだなー、って思います。


この時代、 社内で過ごしている時は大体
・他社の保有する特許を無効化するための「無効資料調査」
・自社の製品が他社特許権を侵害する恐れはないか確認する「侵害予防調査」
のどちらかを、モリモリと処理していたのと

時期によっては知的財産部(特許室)とタイアップで
・技術者が自分で調査をするための「社内研修」
の講師で、
各地の事業部を巡回していました。

・・・ということで、
勤務当時も現在も、仕事内容の共通点がとても多いです。



さて・・・

ボスの指令で「外部の勉強会で修行」に出た先で、
今度は、2人の先輩と出会います。
Embed from Getty Images

お二人とも、特許情報の世界で
今も、後進の育成に尽力されている方。
なので、お名前を出すのは控えさせて頂きますが、

東京に修行に出て
お二人に出会ったのをキッカケに、


初職に在籍中、
こちらの本に、1項目と


こちらの本にも、携わる機会を頂きました。


もう、古い本でどちらも絶版です。

「出版」と聞いて、
イナカの会社員のわたくし、
ビビりまくりでしたが、
何とか出版にこぎつけ。

そして、ちょうど本が出た後、だったかな。
ボスが定年を迎えました。 (号泣


2005年に開業したいきさつ、第5話に続きます


酒井の検索ヒストリー目次
酒井の検索ヒストリー:①アンファン・テリブル(おそろしい子!)
酒井の検索ヒストリー:②酒井、検索表に出会う
酒井の検索ヒストリー:③「酒井さんたち」に出会う。
酒井の検索ヒストリー:④酒井、ボスと再会する
酒井の検索ヒストリー:⑤開業した一番の理由。
酒井の検索ヒストリー:⑥利他的に堂々と。

2020/09/20

酒井の検索ヒストリー:③「酒井さんたち」に出会う。



こんにちは!酒井美里です。
根暗&オタク風味が満載な、第2話の続きです。

読書(特に図鑑)と観察好きな子供時代を過ごし、
進学先には奈良女子大学の理学部生物学科を選びました。

でも・・・生物学は好きで興味もあったから、
進路選択そのものは、後悔していないけれど、
高校生の当時は、
やっぱり、知っている学問の範囲が狭かったです。
今思うと他の適性があったかな、とは思います。

でもでも、やっぱり理科分野は好きなので、
それなりにちゃんと、勉学に励みましたよ!
試験前の時期になると、
私のノートが理学部中に出回る程度には。(←ちぃさな自慢( ̄∇ ̄))


友達に聞いたところによると、
「参考書か?っていう位まとまっていて、
講義出てない日の分も、美里ノートを見れば大丈夫だった」(←おーい?
ようなので

もしかすると現在
「講習会の説明がわかりやすい」と言って頂けるのは、
ノート取りに起源があったかもしれませんね!



大学卒業後は、関西方面での就職活動で全敗。
時代は1990年代初頭。
バブル期でしたが、
医薬・化学系で、理系女子の採用はあまりなかったです。
研究開発のスパンが長い、これらの業界。
「女子は退職リスクが高いから採らない」という事情があったようです。

最終的に、長野の地元大手企業に拾われました。
この会社は、昔から工場勤務の女性も多くて、
80年代から「結婚・出産で退社した女性の復職制度」があった、と
入社後に知りました。当時から女性の働く環境が整っていたと思います。

配属は知的財産本部(当時は「特許室」という名前)
仕事は「出願権利化」というのですが、具体的には

・技術系の社員が発明した「新しい技術」を
権利保護するために、
特許庁に申請する書類を作成する仕事、が 「出願業務」
 (細かく言うと、技術説明用の「明細書」を作成する側でした)

・出願済みの内容について、特許庁から
「このままでは権利を認める事ができません」
と連絡が来た場合に 
権利化してもらえるように応答する仕事が「権利化」です。
 (中間処理、中間応答、という呼び方も一般的です。)



それで
私、現在「酒井」姓なわけですが、
これ、長野県の南部に比較的多い姓なんです。

なので・・・会社に入ると、
何人かの「酒井さんたち」に遭遇しました。


ひとりめは・・・はい、お察しの方も多そうですよね?
うちの主人です。
もともと同じ職場にいて、出願権利化部門の先輩なのですが・・・

「本人に全く悪気はないが、毒舌」

というのでしょうか・・・?
それはそれは厳しい先輩で、新人の頃はとても怖い存在でした。
世の中、何が起こるかわからないものですね! 笑



もうひとり。
私のボスだった「酒井さん」。
社会人生活を、この方なしで思い出す事はできません。

私は
知的財産部→研究開発→調査子会社、と職場を移っていて、

研究開発と調査子会社、
2つの職場で、上司だった人です。


研究開発にいた時期は、比較的短かったです
開発といっても、管理部門に在籍していました。

今思うと、
全社の研究業務の流れを知る、
テーマ探索の現場を間近で見る、
超ヒット商品の誕生に居合わせる、
経営会議の資料作りを学ぶ、などなど・・・
あの職場でしかできない経験も、たくさんあったのに。

なぜか・・・
うーん、なぜでしょう。
おそらく「管理業務そのもの」が合わなくって
「知的財産業務に戻りたいな」
「でも、出願権利化部門は激務だから、難しそう・・・」(当時、深夜残業当たり前でした。)
と思っていたのです。

そのとき、
「出願権利化でない知財部門」に戻れるよう、
ずいぶん動いてくださったのが、ボス・酒井さんで。


お写真は1枚も残ってないけど、こんな感じかな。
白髪で、スーツがとてもよくお似合いの方でした。



結果的に「特許調査子会社に出向」の話を付けてくださり、
現在の仕事に繋がっているのですが、

まさか・・・
何年か経って、ボス・酒井さんが
自ら調査子会社に出向してくるとは、想像もしてなかったです。笑


ボスがやってきてから・・・の話に続きます

酒井の検索ヒストリー目次
酒井の検索ヒストリー:①アンファン・テリブル(おそろしい子!)
酒井の検索ヒストリー:②酒井、検索表に出会う
酒井の検索ヒストリー:③「酒井さんたち」に出会う。
酒井の検索ヒストリー:④酒井、ボスと再会する
酒井の検索ヒストリー:⑤開業した一番の理由。
酒井の検索ヒストリー:⑥利他的に堂々と。


2020/09/19

酒井の検索ヒストリー:②酒井、検索表に出会う



こんにちは!酒井美里です。

第1話:アンファン・テリブル(おそろしい子!)の続きです。

そんなこんなで
小学校に上がる前から、家族に「わー!不気味!」と言われ(もー!失敬な!

学齢になっても、周囲の小学生と話が合うはずもなく。
ランドセルを背負っていても、何かがおかしい。


なので余計に
「あー、本読んでる方がマシ・・・。」(暗)
な子供時代でありました。



いろんな本を読んでいたけれど、
ジャンルでいうと
「図鑑」を見るのは特に好きで。


それと、何かこう、
図鑑を見ていた、として・・・

(小学館の図鑑NEO「きのこ」より)

特に「頑張って覚えよう」とはしていないけれど、
何回も見ているうちに、
自動的に記憶されていく感覚が好きでした。

今風にいうと、
スマホに図鑑アプリをインストールするような感じ?


そして、
実物に出会った時に、
頭の中にある情報と照合して
「わー!本当にそうなんだー!」
というのが楽しい。 
そんな子供でした。



そして、図鑑といえば・・・


今の仕事とは、少し違っているけど、
はじめて「検索」という単語に出会ったのも、
中学生の時に見た図鑑の中。


正確には「検索といいます。こういう↓もの。

出所:【配布資料】今日からはじめる自然観察「これは何の木のどんぐり?」(日本自然保護協会)

「検索表」というのは、
上の例だと「どんぐり」の形をヒントに
「どの樹木のどんぐりか?」を特定するためのリストなんですが・・・

・色々な種類のドングリを「網羅」してあり
・最初は誰が見てもわかりやすい特徴で分けられるようにしてあり(大分類)
・段階毎にだんだん細分化されていく (小分類)

という構成は、特許用の分類表ともよく似ています




のちに、奈良女子大学の理学部生物学科に進学しまして。

登校すればあらゆる図鑑と検索表が揃ってるし
いつでも見放題!なので、とっても楽しかったです。(←きっと私だけ楽しいやつ?


他に、生物学科で学ぶ基礎の中には
「分類表」(系統樹)という表もあるのですが。

出所:基礎生物学研究所


あらゆる生物を、
抜け・もれなく階層化して分類している、この感じは・・・


まるで「特許分類表」と同じ構造。

(これは古い分類表。現在では「ネットで見るもの」になりました。)



学生時代の専攻と、現在の仕事はかなり違うものの、

抜け・漏れなく分類が設定されている点や
時代に即して合理的に分類を変える、という考え方などは、
生物学にも、特許情報の世界にも共通していて
面白いものだな、と思います。


続きます。


酒井の検索ヒストリー目次
酒井の検索ヒストリー:①アンファン・テリブル(おそろしい子!)
酒井の検索ヒストリー:②酒井、検索表に出会う
酒井の検索ヒストリー:③「酒井さんたち」に出会う。
酒井の検索ヒストリー:④酒井、ボスと再会する
酒井の検索ヒストリー:⑤開業した一番の理由。
酒井の検索ヒストリー:⑥利他的に堂々と。


2020/09/16

酒井の検索ヒストリー:①アンファン・テリブル(おそろしい子!)

はじめましての方も、
おなじみの皆さまも


こんにちは! 酒井美里です。



改めて「自己紹介」を書いてみます。数回シリーズ予定です。



私は長野の野菜専業農家育ちです。

畑は6ヘクタール。東京ドームよりちょっと広い・・・というと
都会の方には驚かれたりもしますが、
長野の野菜農家では平均的なサイズかな?って感覚です。

(父が亡くなってからは、他の農家さんに畑を貸してます)


マンガの「百姓貴族」(北海道の酪農家のお話) を
読んだことある方、いらっしゃいますか?
実家も開拓地なので、無鉄砲伝説など・・・似た要素が多々あります(汗




そんな実家に生まれた私。
農作業の役に立たない幼少期は
基本的に「放置」されていたのですが、


今のように、
テレビのチャンネルも多くなかった時代。
・・・幼少期は、相当ヒマだったんですよね。

気が付いた時には「活字」を読み漁っていました。

でも、どうやって文字を覚えたのかが謎で。
私はもちろん、全く記憶にないし、
親も「放置していたから知らない。教えてもいない。」って言います。


けれども
親からいまだに
「あれは不気味だった」
って言われ続けてる事がありまして。


私が4才か5才の時らしいのですが、
うちの親が外から帰ってきたら
私がくすくす笑って声が聞こえて

「何がそんなに面白いのか」と尋ねたら
国語事典を開いていて


美里:「『ん』で始まることばって、
   なんか、おもしろいねー!」(≧∇≦)



・・・って答えたのだ、あれは本当に不気味だった。 と。


んもー!母上、失敬だなっ!!!アンファン・テリブルか! って思うけど
客観的に見たら、確かに不気味な子供かも。(苦笑



大人が読むような本を粛々と読破してるせいか
回りの小学生とも、全然話が合わなくって。

自分の事ってよくわからないけど
「コナン君」みたいな感じだったのかもしれないですね。。




第2話では「検索」ならぬ「検索表」に出会います
続きます。

酒井の検索ヒストリー目次
酒井の検索ヒストリー:①アンファン・テリブル(おそろしい子!)
酒井の検索ヒストリー:②酒井、検索表に出会う
酒井の検索ヒストリー:③「酒井さんたち」に出会う。
酒井の検索ヒストリー:④酒井、ボスと再会する
酒井の検索ヒストリー:⑤開業した一番の理由。
酒井の検索ヒストリー:⑥利他的に堂々と。