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2020/04/14

海外のAI系特許調査ツールについての考察



こんにちは!酒井美里です   →プロフィール


近年話題の「AI系調査ツール」

私も以前ブログに書いた「2つのツールのトライアル」を経て
Amplified.ai を使っています。



※Amplified.aiは、個人的に好きなツールなので、
別記事で「好きなポイント」などを紹介していく予定です。


そして、この記事は
「海外のAI系特許調査ツール」のメモです。
日本ではあまり見かけないものをリストアップしました。


試用できていないものも多々あり、
単なる「メモ」ではありますが、
サイトに説明動画や画面例もあって
海外ツールの雰囲気がなんとなくわかるかな?と思います。


長めなので、折り畳みますね。



2020/03/12

【お役立ち動画配信】NO.2 調査難易度の変化

お役立ち動画配信、2回目の今回は、

「調査難易度の変化」


についてお届けしてまいります。


 


【調査難易度の変化。調査の難しい技術について】


3月は講習会のほとんどが延期、中止になっていまして。
コンテンツは前もって作っていたので、
そのコンテンツで2つ、3つ、テスト的にお話してみようと思います。

調査の20年、30年という時間のスパンの中で、
どんな所が変わってきたか、というお話を
その講演の中で少しお伝えする予定だったのですが、

20年30年という長いスパンで振り返ってみると
従来からのものづくりは、
川上側、素材、部品一つ、素地一つ、みたいな、川上側の商品があって、
それを組み合わせる、組み立てることによって、完成品ができる、
というような構造が多かったのだな、と思います。

そして特許調査に関しても、
それに則した分類というのがしっかりあったように思うのですね。

これがどんな風に変わってきたかというと、
みなさんご承知の通りかと思うのですが、
ネットワーク化したり、複合領域が出来てきたりしたんだな、というのが、
長く調査をしてきて感じている部分だったりしています。

例えば、ネットワーク化などは、
すごく分かりやすいですね。
「センサーと通信技術を組み合わせる」とか、
「センサーと通信技術が一緒になったものを工場に入れると、
 工場生産がIoT化する」
といったイメージであるとか。

現時点で、そのような複合的な技術の
実用化・商品化が進んでいるのが、
自動車の領域かな、というイメージがあります。
例えば自動運転技術などがそうですね。

他にも
スマートスピーカーなどは、
ネットワークと電気製品を一緒にした、と捉えられそうです。

ネットワーク化とか、AIを使うという領域は、
電気、機械分野と相性が良くて、
昔から検討されてきた印象もあるのですが、

化学の分野でも
「AI使ってないですか?」という点に目を向けると、

例えば、マテリアルズインフォマティックで素材開発しようとか、
混合物の物性を解析とか、モデル化のお話って、
増えているよね、と思うのです。


さて「調査」の面を見ると、
このネットワーク化した領域や、
複合領域と言うのは、
個人的印象ではありますが「調査をやりづらい」と思う場面が
とても多くなってきました。


 例えば、
「マテリアルズインフォマティックで、機械学習を使って物性のシュミレーションをして、一番良い条件の物質や素材などが作れるものを、条件を割り出しましょう」
そういう話があったとして

※動画中ではトヨタのサイトを例示


では、そのような特許を検索してみると、
・キーワードで検索するのが、なんだかんだ一番結果がよく出て、
・シュミレーションの分類や計算機化学の分類を使っても、
 それほど思っているような結果は出ない
という傾向がみられまして。

新しい産業領域って、
検索が難しくなってきてるんじゃないかな、
という事を日頃感じています。

・・・・・

このテーマは、講演だと
「AI(人工知能)系の調査ツール」
のトピックに繋げて話す予定なのですが

この手の領域はもしかすると、
AIの調査ツールが一番最初に入ってくる可能性が
高いのではないかな、とう事も感じています。


以上で今回のYouTubeライブを終わります。
またお会いしましょう。 さようなら。


1回目の動画配信はこちら
>>【お役立ち動画配信】NO.1 調査と「邪推」の話

動画配信は、毎回、10分ほどでお伝えしていきます。
こんな事について知りたい、など、ご要望がおありでしたら、
こちらのお問合せフォームからリクエストくださいませ。

>>https://www.1smartworks.com/contact


2020/02/10

[雑談] 「サブスク」の話と AI系サービスを見る評価軸



こんにちは!サーチャーの酒井美里です。
今日はAIっぽい雑談をします。


みなさまは「音楽ストリーミングサービス」って
 (サブスクリプションサービス。以下「サブスク」と記載)
利用されていますか?


老舗のApple Music、Amazon、Spotify、LINE・・・と
今は色々なサブスクが乱立していますよね。

一説によると  (→こちらの記事を参考にさせて頂きました)
・月に1回程度、何かしら音楽を買っている→節約になる!
・色んな音楽を聴くのが好き→レコメンドで新たな出会いが増える!
・Wi-Fi環境が身近にある→通信制限も怖くない!
・・・という方は、サブスクがお得。

・好きな音楽しか聴かない→CD・ダウンロードの方がコスパ〇
・ジャニーズのファン→サブスク配信が少ない
・・・の方は、あまりお得ではない。
のだとか。


私は色んな音楽を聴くのが好きなので、
複数のサブスクを試してきました。


使い始めた一番最初は、
ずーっと(もう15年くらい)Appleユーザーなので
iTunesからの Apple Musicで・・・


あっ。今日は「AIっぽい、ほぼ雑談」でした!
一旦折り畳みます。

記事の続きでは
・個人的なサブスク系AIの評価(Apple,Spotify、Youtube)
・Spotifyに入っている機械学習
・特許調査系AIツールと評価軸について思うこと
・晩ご飯会します。 (2/19 恵比寿)
について、ゆるく書いてます。

ちょっと長いですけれども
お時間ありましたら記事の続きにどうぞ



2020/01/31

特許検索AIツール、トライアル始めました(2種類)と雑感



こんにちは!サーチャーの酒井美里です。

年末(それこそクリスマス前後)から年明けにかけて、
次々とご縁があって、
現在 「特許検索AIツール」2種類を
並行でトライアル利用させて頂いています。


「えーー!2種類?どれ と どれ?」


というお声が聞こえてきそう・・・?
いや、
他人が使ってるツールにはべつに興味ないかな。。笑


今後、ブログでレビューを書く機会があるかもなので
ツール名を紹介させて頂きたいのですが

べつに 興味のない方は
当ブログ恒例の「バックオーライ!」でお願いします ^^
では、折り畳みますね



2019/11/15

EPOPIC 2019⑩ AI技術は特許調査をHappyにするか


【EPOPIC2019目次】

EPOPIC 2019 ① 開催国ルーマニアの事前情報
EPOPIC 2019 ② ルーマニア に入るルート
EPOPIC 2019 ③ Espacenetのハロウィン検索式
EPOPIC 2019 ④ EPOからも注意されてたのに
EPOPIC 2019 ⑤ Patent Olympiad の前日
EPOPIC 2019 ⑥ 今年も甘味満載のPatent Olympiad
EPOPIC 2019 ⑦ ディスカッションラウンドは本当におすすめ
EPOPIC 2019 ⑧ 異国ではたらく審査官の方々
EPOPIC 2019 ⑨ もっと表現力?が欲しい! の巻
EPOPIC 2019 ⑩ AI技術は特許調査をHappyにするか(この記事)
EPOPIC 2019(終) 端末実習とEPO的検索の世界観



unsplash-logoFranki Chamaki


EPOPIC2019でも、また日本の「特許情報フェア&カンファレンス」でも
人工知能(AI)技術の利用・応用は
色々な場面で話題にのぼっておりました。



この記事では、帰国してから参加した勉強会の内容なども踏まえつつ
現在、AI技術の応用について感じている点を
自分なりに書いてみます。

記事タイトルでもある
「AI技術は特許調査をHappyにするか」
という事なのですが・・・

最近、個人的には
「特に日本だと、ハッピーエンドには辿り着けないかもしれないなぁ。」
って感じるんですよね。
(あくまでも個人的な感覚です。大事な事なので、二度言いました。( ̄∇ ̄))


なお、「特に日本」と限定したのは、
国民性の観点からです。
もっとゆったり?したお国柄だと、
案外AIと相性いいのかも、とも感じています。


少しだけ、技術的な話も出てきますが・・・
難しくはないと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。


2019/04/03

[検索メモ] Google / DeepMindのAI診断特許



こんにちは!サーチャーの酒井美里です。

最近は「AIによる診断技術」の話題を見かける事も多いですね。
その中でも、時々ニュースサイトで見かけていたのが、
Google傘下の Deep Mind。


ここ2年程度の記事をピックアップすると下記の通り。
潜在力 ⇒ 診断精度94% ⇒ 装置を試作、と、
着々と実用化に向かっている印象です。

■グーグル傘下DeepMindと英NHSの取り組みにみる、
  医療分野へのAI活用の今とこれから
2017年04月20日  ZDnet Japan
https://japan.zdnet.com/article/35099861/


■DeepMindのAIは人間の医師と同等の精度で目の病気を診断できる
2018年08月14日 Gigazine
https://gigazine.net/news/20180814-deepmind-ai-detect-eye-diseases/


■AIは医師のよき相棒になれるのか?
  DeepMindが開発した画像診断システムの潜在力
2018.08.22  WIRED Japan
https://wired.jp/2018/08/22/deepmind-moorfields-ai-eye-nhs/


■DeepMindのAI、50件超の眼病を診断--医師に匹敵する94%の精度を達成
2018年08月15日 Cnet Japan
https://japan.cnet.com/article/35124057/


■30秒で「専門医並み」、デープマインドがAI眼病診断装置を試作
2019年4月2日 MIT Technology Review
https://www.technologyreview.jp/nl/deepmind-has-made-a-prototype-product-that-can-diagnose-eye-diseases/


前々から「特許ないかなー?」と気になり、
定期的にサーチしていたのですが、

先日やっと!
関連特許が公報発行されました。

米国特許:US10198832。
Google Patent ではこちら
Espacenetなら こちら です。

「定期的にサーチしてたって割に、登録公報かーい!」とツッコミが来そう(笑)
でもこれ・・・公開から登録まで、たった1ヶ月なんですよね。




国際公開日だって、今年の1月。


1月に国際公開と米国公開
2月に米国登録、です。 怒濤のいきおい!

一番最近の MIT Technology Review の記事によると
網膜をスキャンして得た画像を、ディープマインドが開発したアルゴリズムで解析し、詳しい診断と「緊急性スコア」を返す仕組み。一連のプロセスにかかる時間は30秒ほどで、プロトタイプ装置では糖尿病性網膜症や緑内障、加齢性黄斑変性症など、さまざまな疾患を検知できる。

ディープマインドのアラン・カルティケサリンガム上級臨床科学者によると、このAIツールは総合診療医向け専門医による診察が必要か否か、その緊急度や理由を見極めるために利用できるという。

とのこと。

一般的な総合病院などで診断に利用して、
難しい患者さんは、大学病院を紹介する、といった使い方を想定しているよう。


公報内容を機械翻訳してみると、
やはり、上記記事と同じような説明をしています。
いくつかの実装形態では、セグメンテーションマップから決定された分類入力を処理することによって分類ニューラルネットワークを使用して生成された分類出力は、複数の可能な臨床紹介決定のそれぞれについてのそれぞれの紹介スコアを含む。各紹介スコアは、対応する紹介決定が、患者の医用画像のセグメンテーションマップに基づいて調整された、その患者にとって最も適切な紹介決定であるという予測された可能性を表し得る。臨床紹介決定は、患者が(例えば専門医による)さらなる医療処置を受けるべき緊急性を反映し得る。臨床紹介決定の例には、観察のみ、日常的、半緊急、および緊急が含まれる。


それにしても、怒濤の公報発行と権利化。
権利化が速かった、ということは、権利残存期間も長くって、
米国の権利満了予定日は 2038年6月ですって!
18年後!
普段の仕事では なかなかお目にかかれない残存期間にビックリです。





調査の業務では、
こういったサーチは、SDI(定期監視)ウオッチングと呼ばれます。

話題の会社、新聞や雑誌、Webの記事などを元に
「この技術、この会社に関連する特許はないか?」
「まだ公報発行されていなければ、公報発行時に情報把握したい」
といった動機で、
一定間隔で定期的にサーチをし、
公報発行の有無を確認します。

毎月、
3ヶ月毎、
6ヶ月毎・・・など、
定期的な公報有無の確認代行も 可能です。


お問合せはこちらまで。





■ご案内■

2019/03/13

 [昨日の美里さん]メルマガから社長のコラムをご紹介!

今週の[昨日の美里さん]は、メルマガで書かれている美里さんのコラムをご紹介します。
毎週届くメルマガでは、美里さん執筆のコラムコーナーがあり、
専門的な内容が限定公開されています。

今回は2月に配信されたメルマガから、コラムをご紹介します。

2月6日配信のメルマガから
◆ 今週のコラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
先週WIPOが発表した資料
「テクノロジートレンドーArtificial Intelligence (人工知能)」
https://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2019/article_0001.html
AI技術の分析資料です。もう、ご覧になりましたか?

AI、ICTといった言葉も一時の流行ではなく、
定着してきたのかな?という感もありますが、
知財の世界でもそれは同様で、
出願が定着し、公開情報も増えてきたタイミングで、
このような資料が作成されたのかな、と感じました。

ページ数が多く、字数も多いこの報告書。(苦笑)
お忙しい方は、第3章の特許分析からザッと眺める作戦がおススメです。
3章はグラフも豊富なので
「AI特許の概要」を比較的短時間で俯瞰できそうです。

もっと最新情報を知りたい“当業者”の方は
米国特許庁のカンファレンス録画もぜひ。1/31開催、ほやほやです。
https://livestream.com/uspto/events/8391716/videos/186644105

最初の1時間ほどは表紙らしき静止画だけです。
飛ばしてどうぞ。
1:30付近、Microsoftの「AI、マシンラーニングと著作権」のプレゼンテーションは、
コンパクト、かつわかりやすかったです。
2:00付近は、欧州での特許性の話題。
早送り&つまみ食いで見れるのは 録画ならでは。

ご興味ある方は、ぜひ。


2月27日配信のメルマガから
◆ 今週のコラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
知財のお仕事をなさっている皆さんは
発明協会、ご存知かと思います。
各都道府県にも 発明協会がありますよね。

先週、長野県発明協会の [会員勉強会] に参加してきました。
イギリスから欧州弁理士の方がおみえになるという、
地方都市では、めったにないチャンス!


テーマは 知財とブレグジットの影響、そして
欧州での権利化(出願ルートの選択)。

ブレグジット(欧州連合からの離脱)の話は、
日本でも色々資料が出ていますし、
概要はわかっているつもりでしたが、
現地代理人からお話を伺ってみると、
とても発見が多かったです。


影響が出る、と言われている意匠・商標。
本当にブレグジットするかどうか?はわからないそうですが・・・
もしそうなったら、
英国を含む意匠・商標調査も 少し変える必要がありそうです。


※今回、長野市で お話くださったのは
ミューバンエリス  LLP の  https://mewburn.com/ja/ (日本語)
モーア先生、アディス先生でした。


メルマガではコラムだけでなく、検索や各種講座の募集情報なども優先的にお知らせしています。
週に一度届くスマートワークス検索だより
>>ご登録はこちらからどうぞ!


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2018/11/15

[PIFC2018] USPTOと人工知能



おはようございます。サーチャーの酒井美里です。

今週は「特許情報フェア&カンファレンス」の
「カンファレンス」ダイジェスト版でお送りしています。

今日は米国特許庁(USPTO)

米国特許庁は、正直、検索データベース系の話題は少なかったです。
グローバルドシエのCitation List(引用文献リスト)表示がやや印象に残ったくらい。

一方で、
・機械学習やAIアルゴリズムを使ったCPC付与の話、
・商標画像調査にニューラルネットワークを活用する
・深層学習機能をもったチャットボットの試行
などの紹介があり、

今回発表のあった大規模庁の中でも
最もAI活用を模索しているのが米国特許庁、という印象を受けました。

アメリカでAI、って、
先進的な企業も多いですし
「いかにも」というところではありますが、

もうひとつ、自分が注目したのはこちら。
近年の出願件数です。
中国特許の出願件数の影に隠れがち?ではありますが、
米国特許の出願件数も、ずっと増加傾向が続いているんですよね。


制度開始から、最初の登録特許100万件に達するには75年以上かかったのに、
最近の100万件は、3年2ヶ月で達成されてしまった、というのもビックリです。

これだけの件数増加。
それでいて、
政権が変わってからしばらくは、
審査官の新規採用ができなかった、という話を
現地代理人の方から伺った事があります。

年々増加する特許出願を効率的に処理するために、
あらゆる場面でAIを使っていきたい、という
切実なニーズがあるように感じられました。


米国特許関連の過去記事。合わせ読みどうぞ。

米国特許の権利満了期間を調べる-その1|PTAの基礎知識
米国特許の権利満了期間を調べる-その2|PTAの調べ方
[今日の調査] 考慮すべき?米国特許の権利期間調整(PTA)


ここまでの順番だと・・・次は中国か韓国?という流れですが、
ご紹介したい資料があるので、
次回は再びEPO(欧州特許庁)です。

それでは!





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2017/06/27

知能と知性と検索スキル



昨日、特急あずさで新宿に向かいながら読んだ、こちらの本。


人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?
最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質
山本 一成
4478102546


とても面白く、示唆に富んでいると思いました。
(2周読みました!)


勢いで、帰りのあずさでは羽生さんの本も読破。
人工知能の核心 (NHK出版新書 511)
羽生 善治 NHKスペシャル取材班
4140885114


そして「これって、情報検索のスキルに関連するなー。」と感じたのが、

知能と知性 の話。
(「名人」を超えた~、の方に出てきます)

現在の人工知能のほとんどは、
「探索」にあたる部分は主にプログラマが書き、
「評価」にあたる部分は人工知能が担当している、とのこと。



これを、PDCAサイクルと比較してみると・・・

人工知能が人間の能力を超えつつあるのは
DOとCHECKの部分。
知能=目的に向かう道を探す能力、ともいえます。


一方、PLAN(目的を持つ)
ADJUST(調整する)は、今の人工知能にはできないこと。
知性=目的を設計できる能力、とも言い換えられます。
※この本では ACT(改善)でなくADJUST、で説明されています。


この「知能」と「知性」、
検索スキルにも、とっても関係してるー!

と気付いたのです。

--------------------------------------------

PLAN
調査目的を解釈し、
「データベースで調べられるもの」に置き換える。
※自分の場合は「部分式単位で狙うもの」を具体的に定義するイメージ

DO
検索条件を作る (ここ、プログラミングに似てますね!)

CHECK
公報や抄録、検索結果を確認する。
(最初の狙い通りに検索できているか?)

ADJUST
狙いに合致するよう、検索条件を調整。
最初の解釈が正しかったのか?も評価し、調整

--------------------------------------------

・・・という感じです。



それで。
「運悪く」というのでしょうか。

私、目撃(?)してしまいました。
※見たというより「聞こえた」だったけど。


くわしい状況説明は、控えさせていただきますが・・・


「・・・もしかしたら、この方は
ADJUST→PLAN が苦手なのかも。。。?」

そう思わされるひとことが、耳に入ってしまいました。(涙


ADJUST と PLAN、といえば
人工知能には当分できそうにない
「知性」の発揮されるエリア。


もしかして、
近い将来「検索補助AI」みたいなものが登場したら・・・?


AIも当分、ADJUST と PLAN は苦手だとすると、
より「使う側の”知性”」が試されそうです。


そんな事を、考えさせられました。








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