画像は週末に霧ヶ峰で見かけた「マユミ」の実。今年は "生り年" なのか、あちこちで見かけました。
さて･･･
先週、ＪＰＤＳ様の「韓国特許調査」講座で、最後に 「韓国版ＫＩＰＲＩＳの独自機能」をご紹介しました。
韓国版ＫＩＰＲＩＳって、インタフェースもすべてハングルです。（←って当たり前）
一瞥しただけで、英語版に逃げ去っていく方も多いかも・・・？
ですがぁ。
・ 海外特許の商用データベースは、未導入
・ 海外特許ＤＢを導入しているが、国数が少ない（US, EPのみ、とか）
といった状況の方は、案外 Espacenet と KIPRIS の合わせ技 が有効かもしれません。
海外特許の商用DBは未導入、の場合、
やっぱり、一番使い勝手が良いのはEspacenet だと思います。
英語で扱えるし、収録国数多いし。
EPOは今や、世界の特許情報の総元締めって感じですし。（←注：私が元締だと思ってるだけデス）
基本的には頼りになるEspacenet
でも、ダウンロード機能だけは、
なぜだか微妙～な出来映えです。
CSV/XLSの出力項目が、こんな感じ･･･
↓Espacenetの出力項目 （2012/10/15時点）
えっと。
出力項目は確かに豊富です。
豊富ですが・・・
半分以上の項目が引用系の情報、って仕様は一体なぜ・・・？
そんなEspacenetを擬人化するなら、
とっても頼りになり、仕事ができるお兄さんなんだけど、
ある日食事に行ったら、ものすっごい偏食が判明しましたー
・・・的な感じかと。
妙なたとえで、ほんとすみません･･･
なにしろ、引用系だけで 出力項目が１４個 あるのです。＞Espacenet。
せっかく焼肉に行ったのに、
お野菜を片っ端から制覇する人、みたいな感じがします
そこまでするなら、
ファミリー情報を出力してくれたらいいのに！
って思いますよねー？
っと、また前説が長くなりました！
KIPRISの韓国版は、
若干制限があるっぽいものの･･･
ファミリー情報をCSV出力する機能
を持ってます。
えっと。
下準備として、ユーザID登録が必要です。(無料）
ユーザIDは英語版／韓国版に共通ですので、
英語版の画面から、SIGN UP して、取得しておきます。
ID取得されたら、
ついでに、SIGN IN (ログイン） しておきましょう。
そして、韓国版KIPRISへGO！
http://www.kipris.or.kr/kor/main/main.jsp
「海外特許」 を利用します。
項目別検索がおすすめです。
海外特許の入り方は、下図を参考にどうぞ。
機械翻訳がかからない方は、右から３番目のタブが目安になります。
そして、国・検索内容を選んで検索実行。
検索結果が出ましたら･･･
ページ右上側の 「ダウンロードボタン」 をクリックします。
別画面が起動して、
ダウンロード項目の選択が出ます。
えっと・・・
項目に迷う時、わからない時は、
左側を全部選択し、右側に移してくださいませ。 (要するに全選択です)
※ 後から、Excel上で消す事はいくらでもできますので♪
ファイル形式指定して、
complete とあるボタンを、クリックしてください。
しばらく待つと、画面上にSAVE ボタンが出てきます。
ファイル保存です。
・・・これで、ファイル入手できました♪
ファミリー情報も入っています。
・・・ん？
「ダブルクリックで開くと、エラーメッセージが出る！」
「ハングル部分が化ける」
そうなんですよね～
（って、知ってたんかいっ！)
えっと、長くなりましたので、
文字化けしないファイルの開き方は、次回お届けします。
別窓で登録フォームが開きます
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