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2018/11/15

[PIFC2018] USPTOと人工知能



おはようございます。サーチャーの酒井美里です。

今週は「特許情報フェア&カンファレンス」の
「カンファレンス」ダイジェスト版でお送りしています。

今日は米国特許庁(USPTO)

米国特許庁は、正直、検索データベース系の話題は少なかったです。
グローバルドシエのCitation List(引用文献リスト)表示がやや印象に残ったくらい。

一方で、
・機械学習やAIアルゴリズムを使ったCPC付与の話、
・商標画像調査にニューラルネットワークを活用する
・深層学習機能をもったチャットボットの試行
などの紹介があり、

今回発表のあった大規模庁の中でも
最もAI活用を模索しているのが米国特許庁、という印象を受けました。

アメリカでAI、って、
先進的な企業も多いですし
「いかにも」というところではありますが、

もうひとつ、自分が注目したのはこちら。
近年の出願件数です。
中国特許の出願件数の影に隠れがち?ではありますが、
米国特許の出願件数も、ずっと増加傾向が続いているんですよね。


制度開始から、最初の登録特許100万件に達するには75年以上かかったのに、
最近の100万件は、3年2ヶ月で達成されてしまった、というのもビックリです。

これだけの件数増加。
それでいて、
政権が変わってからしばらくは、
審査官の新規採用ができなかった、という話を
現地代理人の方から伺った事があります。

年々増加する特許出願を効率的に処理するために、
あらゆる場面でAIを使っていきたい、という
切実なニーズがあるように感じられました。


米国特許関連の過去記事。合わせ読みどうぞ。

米国特許の権利満了期間を調べる-その1|PTAの基礎知識
米国特許の権利満了期間を調べる-その2|PTAの調べ方
[今日の調査] 考慮すべき?米国特許の権利期間調整(PTA)


ここまでの順番だと・・・次は中国か韓国?という流れですが、
ご紹介したい資料があるので、
次回は再びEPO(欧州特許庁)です。

それでは!





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2018/11/08

[検索メモ] 米国医薬特許権 | 存続期間延長の調べ方



こんにちは。サーチャーの酒井美里です。

今日は「検索メモ」。
 米国医薬特許権 の 存続期間延長の調べ方 です。

米国医薬特許の「存続期間延長」を検索/一覧できるサイト

1)Orange Book (FDA)  番号検索可能

2) USPTO Patent Terms Extended Under 35 USC §156   リスト掲載

3) INPADOC (Espacenet)   延長の確認可能



1)Orange Book

Patent Information の項目から番号検索可能。



検索結果(部分)
特許番号と存続期間(延長後)が表示されます。



2) USPTO Patent Terms Extended Under 35 USC §156 

USPTOにも医薬品特許権の存続期間延長リストがあります。
Patent Terms Extended Under 35 USC §156 のページです。

が、

「OrangeBookを参照」と書いてあったり、
延長期間も「2年」とか「3年」と記載されていたりで、
正確な「権利満了予定日」がわかりにくいです。



Orange Bookの方が、年月日記載になっており
権利満了予定日を把握しやすかったです。
(2018/11月時点)



3) INPADOC (Espacenet)

番号検索の結果 → INPADOC Legal Statusに進み



Event code   356
Code Expl.   Patent Terms Extended Under 35 USC §156

の項目が「医薬特許の存続期間延長」です。

延長後の満了予定日も Extension Date で確認できます。


それでは!






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2018/11/07

[Q&A] 米国特許 「存続期間の調べ方」



こんにちは、サーチャーの酒井美里です。

今日はQ&A。
「米国特許、存続期間の調べ方」です。

Q:米国特許の存続期間は?

A:
① 基本は「米国出願日から20年」。
② 米国特許庁側で審査遅延があると、その分、存続期間が延長されます。(PTA)
③ 医薬特許の存続期間延長の有無は FDAのOrange Bookで確認。



PTAの基礎知識&調べ方や 関連記事はこちら↓からどうぞ。

米国特許の権利満了期間を調べる-その1|PTAの基礎知識
米国特許の権利満了期間を調べる-その2|PTAの調べ方
[今日の調査] 考慮すべき?米国特許の権利期間調整(PTA)
[検索メモ] 米国医薬特許権 | 存続期間延長の調べ方
[US特許メモ] 年金未納≓戦闘不能?+PAIRの入力時期






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2017/03/28

[まとめ] ドシエ(包袋)サービス 2017春



一昨年(2015)頃に順次スタートした
5大特許庁を中心とする包袋相互閲覧サービス。

その後、少しずつ変化もあるようなので、まとめてみました。


各庁へのリンク
日本特許庁|ワンポータルドシエ(OPD)
https://www10.j-platpat.inpit.go.jp/pop/all/popd/POPD_GM101_Top.action

米国特許庁|Global Dossier
https://globaldossier.uspto.gov/#/

欧州特許庁|European Patent Register
https://register.epo.org/regviewer?lng=en

中国特許庁|中国特許照会システム
http://cpquery.sipo.gov.cn

韓国特許庁|KIPO One Portal Dossier
http://kopd.kipo.go.kr

WIPO|PATENTSCOPE  NEW!
https://patentscope.wipo.int/search/en/search.jsf


最近のトピックスなど


今年に入り、WIPOのPATENTSCOPEからもGlobal Dossierに接続がスタートしました。

ニュースリリースはこちら
Dossier Content Now Available in PATENTSCOPE (January 20, 2017 | WIPO)

Dossier content from participating intellectual property (IP) offices can now be accessed via PATENTSCOPE in the Documents tab. This content is available for patent applications from the European, Japanese and Canadian national/regional collections. The service will also be extended to more national collections – including US, Korean, Chinese and Australian – in the near future.

・PATENTSCOPEの検索結果から「Document」のタブに表示されるようになった。
・サービス開始当初から利用できるのは、欧州、日本、カナダ。
・米国、韓国、中国、オーストラリアも順次追加される。

ということです。
(2017/03/28時点で、米国の経過書類はまだ利用できないようでした)



特徴や便利な点、使いどころなど

各国の「入り口」から利用する、ドシエサービス。

基本的な「日本の包袋」とかを見るなら、
どの入り口から入っても、同じ情報が入手できますが、


「特定の情報は、特定の入り口で」という組合せも
いくつか存在してます。



日本特許庁|ワンポータルドシエ(OPD)
https://www10.j-platpat.inpit.go.jp/pop/all/popd/POPD_GM101_Top.action

日本語インタフェースなので、日常的に利用されている方も多いかもですね。

個人的には、
経過情報がキレイな表形式なので (←Excelに貼り付けやすい、の意味
経過情報保存用とあわせて使ってます。


◆米国特許庁|Global Dossier
https://globaldossier.uspto.gov/#/

Public Pair(米国経過情報)と
Common Citation Index(グローバル引用情報)にリンクされてます。

やはり、米国の権利維持状態などを確認するなら、
この入り口が便利かも!


欧州特許庁|European Patent Register
https://register.epo.org/regviewer?lng=en

欧州登録後の、各国における維持状態を併せて見るならここ。
→ 関連記事

欧州各国の包袋システムにもリンクしています。



・・・という感じで、
主に三極のドシエサービスを、用途とフィーリング(!?)で使い分けており、
今後、WIPOの収録増加に期待してるところ、です。


何かのご参考になりましたら。



ドシエ目次記事はこちら





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2017/02/17

[Tool] Law Firmの得意分野も一目瞭然?米国特許訴訟の統計ツール。



米国特許訴訟関連で、LawFirm/Attorneyごとの扱い分野等を集計できるツール、を見かけたので、メモしておきます。

従来から当事者系レビューや提訴情報の速報を出していたPatexiaに
最近追加された機能です。



https://www.patexia.com/ip-research/lawfirms


統計機能には
事務所が扱った年別の件数集計と、
原告か/被告か、といった種別毎の統計、
訴訟に関係した特許のIPC統計、が用意されています。



たとえば、LawFirm × IPC の円グラフ。
下図では2事務所分を並べてみました。



Norton Rose Fulbright(左) は 電気通信系(G06F他)案件の扱いが多く、
McCarter & English(右) は、医療関連(A61K)の比率が高い、と
得意分野の違いが表現されるように思います。



以下、記事中ではLawFirmメニューの例で紹介いたしますが、
他のメニューでも、使い方はほぼ同様です。
※記事を折りたたみます。



2016/05/26

[Q&A] もう、忘れてもいい頃合い?→ 旧・米国分類。



おはようございます。サーチャーの酒井です。

2日連続、Q&Aでございます♪

今日のご質問。

米国特許にCPC分類が付与されるようになりましたが、

CPC分類の付与に伴い、
従来付与されていたIPCは、修正されているのですか?

最近はCPCを使うようになり、
旧・米国分類(USC)やIPCは、あまり使っていないのですが。。

そうそう!
気になりますよね。

「従来付与されていた分類は、どうなってしまったのか。。。」

「米国分類、あまり使わなくなってきたけど・・・それでいいの?」



実際、どうなんでしょうね。


折り畳みます!




2016/05/24

[検索雑記] トリプトファン訴訟をITCのサーチ画面でちょっと見。

おはようございます、酒井です。

一年中、大混雑がデフォルトの京都駅から、



終電で帰ってきて、今日は長野内勤です。

国内移動なのに、
なんか時差ボケになりそうな気分ですよ~(汗)


さて・・・

連休明けの週に 「アミノ酸の製造特許侵害」 のニュースが流れました。
チェックされた方も、いらっしゃるかと思います。

味の素が米独で韓国企業4社を提訴 アミノ酸の製造特許侵害で
産経ニュース 2016.5.11 13:06

味の素、トリプトファン特許侵害で韓国企業を米、欧で提訴
ブライナ 知財情報局 2016/05/13(金)


・・・この提訴、
ITC(米国国際貿易委員会)の検索画面で「チラ見」をしたところ、
自分の見た範囲では、ニュースに載っておらず、
「ほほう?」 と思ったことが、2つありました。


今なら、ひとつも検索せずに、直接見られますので ←検索ブログなのに。。汗
ご紹介してみます。


恒例、折り畳みます。



2015/11/27

USPTOのグローバルドシエ開通は 「後になると良いものが出てくる」の法則?



ドシエ目次記事はこちら


おはようございます。サーチャーの酒井です。

USPTOのサイトから入る、グローバルドシエ。
先日、「開通しました」 のお知らせをもらいました。


URLはこちらです。
http://globaldossier.uspto.gov/
http://globaldossier.uspto.gov/


※ EPO、KIPO経由等のグローバルドシエ関連記事は、
※ このあたりからどうぞ。(微笑)



正直、
今年はEPOとKIPOのサービス提供が始まって、
「他の庁からの提供はないのかな」 と思っていました。
  ↑根拠はありません。なんとなくです。


URLを聞いて、

「あ、USPTOも提供するんだ?」

みたいな反応をしちゃったのですが、
一通りチェックしてみると、USPTO版、意外と(←失礼)使いやすいかも!



子供のころ、新しい物を見て
「いいな~」とか言うと、うちの母が

「後になると、もっと良いのが出てくるよ?」(にやり

と切り返してきたものですが、



USPTOのグローバルドシエも、
「さすが後発組」 って思いました。良い感じです♪


どこが「さすが」なのか?は、記事の続きから。



2015/10/05

アメリカ人の「包袋早読み術」に目からウロコ、の巻。



こんにちは、酒井です。


アメリカのサーチャーの方が、

Public Pairからの包袋入手をスムーズにする方法」

を書かれていたのを、目にしました。

(→ 元記事はこちら。2014年の記事です。



向こうの方は、
どんな風に効率化されているのかな?
と思ったら・・・?


(折り畳みます)



2015/01/23

米国特許庁の譲渡情報DB 「Assignment on the Web」の新機能


目下、リニューアル中の米国特許庁(USPTO)Webサイト。

今回、譲渡情報のデータベース
「Assignment on the Web」の画面構成が変わり、
検索機能も拡充されました。

どうやら、サイトの更新に合わせ、
データベースも強化が図られる模様です。


少し長くなりそうなので、この記事は一旦折り畳みます。
画面構成と、新機能のご紹介は記事の続きからどうぞ。


Today's photo |Classic Bike Shot by robino robokow on 500px



2015/01/06

[つぶやき]米国の提訴は年中無休なんだな、と実感した件



昨年末に投稿した「米国の提訴情報」の記事に関連しまして。

◆関連記事
[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(1)
[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(2)

あれから、自分のRSSリーダーには、
Patexiaからのフィードが入っています。

主な目的は、日々の件数や企業名に目を通すこと、ですが、
年末年始の興味本位なウオッチングとして

「クリスマス~元旦にかけては、提訴が少なくなるのか、否か?」

というのも、気にしておりました。

あくまでも興味本位、お遊びなんですけどね。
また、実務で携わっている方には 「常識」 なのかもしれませんが・・・


サーチャー的には、

欧米の特許庁 = クリスマスから元旦は、しっかり休暇中

って感覚がありました。

欧州特許庁(EPO)のサポートなんかも、
この時期は例年、1週間前後休みになりますし。


お役所が休みなら、やっぱり提訴もお休みなのでしょうか?

Today's photo | live in an aquarium by Giuseppe Di Giulio on 500px


結果・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





なんだか、
提訴がなかったのは 1月1日だけ に見えるんですが?

と、言いますか

12月31日なんて、普段よりやや多いように見えるんですけど?
(最近は1日あたり数件~10件程度、という日が多かったです。)



あれ・・・それじゃ、クリスマス頃は?



・・・意外?と、12/24が何件か。
それでいて、12/25はゼロ件なのは、更に意外。
偶然なのか、皆さん12/25は避けられているのか?は、ちょっとわかりませんが。

いずれにしても、提訴に関しては「年中無休状態」と言えるかと思います。


今更ではありますが、
検索系の閉庁スケジュールとは全く違うものなんだな、と、
改めて勉強になりました。



◆関連記事
[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(1)
[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(2)


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2014/12/25

[自分メモ] 米国・付与後Trialの種類と検索例3種


いつもの自分メモです。

ブログ|米国知的財産権日記 さまで、
IPRの調べ方 の記事が上がっています。

・・・タイトルだけ見た瞬間、
「へ?Intellectual Property Rights?」と、
ボケてしまったのは、ここだけの話。(笑

知的財産権、じゃなくて、
Inter Partes Review (IPR) のほうですよね。


同じく、米国知的財産権日記さまでは、
これまでにも、IPR関連記事がいくつか↓アップされてます。
・ IPRの調べ方
・ やっぱりIPRは人気らしい
・ 大人気のIPR

Today's photo | Christmas lights by Alexandru Chițu on 500px

更に・・・記事 「大人気のIPR」からの引用です。
最近、お問い合わせが多いのはなんといってもInter Partes Review(IPR)です。
IPRは2011年9月16日に発効したthe America Invents Act (AIA)で
これまでの当事者系再審査に代わるものとして提供された手続です。

<中略>

IPRを申し立てたい人は以下の要件を満たすことが必要です:
• 無効のベースとなる先行技術が文献または特許であること
• 対象特許の侵害訴訟を過去1年以内に提訴されていないこと
• 対象特許について無効確認訴訟を提訴していないこと
• (2013年3月16日以降に出願された特許の場合)登録から9ヶ月超経過していること

と、いうことなんですが・・・

AIAで導入された付与後のTRIALって、
他にも何か種類があったような、なかったような? ←もしもーし?ありますよー!


記事の続きから、
・ AIAで導入された、付与後のTrialの種類
・ 調べ方 & 検索して気が付いた点  です。



2014/12/24

米国特許庁(USPTO) Webサイト、ベータ版公開中


おはようございます。
日本のIPDLは、来年3月にリニューアル予定ですね。

今、米国特許庁(USPTO)のWebサイトも、
リニューアルを控えてベータ版を公開中です。
http://beta.uspto.gov/


画面の雰囲気はこんな感じ。


Espacenet/EPOは、赤×グレーの配色が印象的ですが、
USPTOのベータ版は 青×グレー。
空色(セルリアン)系、っていうのでしょうか。


こちらは、約1分半の紹介動画です。





画面右上側の Quick Link を使うと、
各種検索メニューがまとまっていて便利です。



USPTOのサイトといえば・・・

こんな事書いたら
申し訳ないんですけど
特許検索がとっても使いにくく。 ←私個人の感想ですので!

公開系と登録系の入り口が分かれているのが、
もう、目茶目茶ストレスなんですよね。 ←個人の感想・・ry


あまり期待はしてないけど、
もしかして・・・もしかしたら、
特許検索もリニューアルされないかしらん?

と、ちょっとだけ期待して見てみましたけど、

特許検索(PatFT/AppFT)は、何も変わってなかったです。(涙



こほん。
気を取り直して・・・

USPTOの現行サイト
スマホで表示されると、こんな風になります。
http://www.uspto.gov/

デスクトップPC版と同じ表示です。
ぐぐっと拡大表示をしないと、
メニュー等、とても指先では選択できません。


一方、ベータ版サイトは、
スマホで見ると、こんな風に表示されます。
http://beta.uspto.gov/


これなら、
小さい画面上でのメニュー選択も大丈夫。


実際、スマホでアクセスするか?と言われると・・・

うーん、
PatFT/AppFTも、包袋システムも今まで通りみたいだし、
自分は、わざわざスマホからは使わないかな、
って感じなのですけどね。


Today's photo |Dolch PAC Keyboard Macro by Joseph Ridgway on 500px



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2014/12/18

[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(2)




前回の記事はこちら。
http://blog.1smartworks.com/2014/12/tips-1.html

前回のあらすじ↓
・米国の訴訟情報は日本と異なり、提訴段階からネットで閲覧可能
・一番正確なのは 米国裁判記録・PACER(有料)
・「いつ・どこで・誰が・誰を」程度の情報で良ければ、JUSTIA、Patexiaなどの無料情報源もある
・・・という内容でした。

さて・・・提訴情報を調べる、の続き。
今度は本題の「省力化」です。

Today's photo | Christmas Markets Time BY VIKTOR HANACEK

現状では、Patexiaが「特許関連の訴訟だけ・一覧」でアップされ、
他より楽にチェックできるな、と思うのですが、
忙しい時など、Patexiaを見に行くのすら忘れるんですよね・・・(言い訳)

ということで、今日の本題「省力化」。
長くなりそうなので、ここで一旦記事を折りたたみます。
記事の続きからどうぞ!


2014/12/15

[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(1)




自分メモです。

米国の特許訴訟情報は提訴段階からネットで検索可能です。
日本とは、ちょっと事情が違います。

まず、有料のサービスではありますが・・・

PACER(Public Access to Court Electronic Records)
https://www.pacer.gov/

というのがあります。
ドメインでもわかる通り、連邦政府の運営するサイトです。
本家本元、と言って良いと思います。

こちらで、進行中のものも含めて裁判の経過がわかります。
但し、利用は有料&事前登録制です。
※私・・・事前登録のところで挫折しました。(恥




次の項目からは、無料で・気楽に利用できるもの。


● 既に判決が出ているものを検索

これはたくさんあるようですね。
自分がお気楽に使っているのは

Google Scholar (英語版)
http://scholar.google.com/

日本版ではなく、英語版、というのがミソ。(かな?)



Case law を選択し、検索します。


でも・・・きっと、

「判決が出たものではなく、
今、誰が・どこで・誰を訴えているのかを知りたい。」

という方が多いかもですね?


● 提訴段階の情報を検索


こちらも、探すと色々あるようなのですが・・・
メジャーなのは


JUSTIA
http://dockets.justia.com/


ではないかな?と思います。

訴状は見れませんけれども (←訴状を閲覧したければ、PACERになります。。)

「いつ・誰が・どこで・誰を」までの情報で良ければ、
検索が可能です。


あっ、長くなってきたので、一旦折り畳みます。

※ 記事の続きにはJUSTIAで調べる初歩的なコツと、
※ もうひとつ、別のサイトの紹介を載せています。

Today's photo | And Justice for all... by Laurais Arts on 500px


2014/10/01

[TOOL] 米国特許庁(USPTO)内に散らばった情報をまとめて検索。


おはようございます、酒井です。

米国特許庁(USPTO)の各種情報、
「どうしてこんなに、入り口が分かれてるんだろう。(汗)」
って思ったこと、ないでしょうか?


まず、公報データ。
公開特許と、登録特許はデータベースが別々になってます。

経過情報(PAIR)は、上記とは独立していますし
おまけに、権利譲渡情報(Assignment on the Web)も、更に別のところ・・・なんですよね。

Today's photo |collection of various food ingredients by Pannawat Muangmoon on 500px


言い方は悪いんだけど、USPTOのデータベースってば

終戦直後とか?に、急ごしらえで建てた長屋に、
付け足し、更に付け足し・・・と
増築を繰り返してるうち、収集がつかなくなった、謎の建築物



みたいな感じですよね??  ←失礼な!

※画像はwinchester mystery houseです。
アメリカにあり、38年間、休まず増築を続けたというお屋敷。画像もサイト内からお借りしました。


そう思ってたのは、私だけではなかったらしく、
USPTOの検索を補助する、ちょっと便利なサイトを見つけました。
ユーザー登録が必須ですが、無料利用できます。

そのサイトは MaxVal Patent Tools

使い方のメモは、記事の続きからどうぞ。



2014/08/07

米国特許の権利満了期間を調べる-その2|PTAの調べ方




前回の記事は PTAの基礎知識。この記事の基礎編、でございました。

+900日とか、+1000日とか・・・・
意外と、簡単に遭遇したりするのですよ~


米国特許の「より正確な」権利期間満了予定日の調べ方は、記事の続きから。



2014/08/06

米国特許の権利満了期間を調べる-その1|PTAの基礎知識



おはようございます、酒井です。

米国特許の権利期間満了についてのTipsを書いてみます。


米国特許の権利期間満了日・・・?

ベースになるのは、これですね!
------------------------------------------------
米国特許権の通常の存続期間(Patent Term)は、
維持年金の支払いを条件として米国出願日から起算して20年
(PCT国際出願経由の場合は、国際出願日から起算。)
------------------------------------------------

そして、

通常の存続期間プラス、PTA (Patent Term Adjustment)が加算される事があります。


この記事は、基礎知識として 「PTAの説明だけ」 をいたします。
外国の実務をされている方は、多くの方がご存知かと思うので・・・

「PTAなら知ってるよ!」という方は、バックオーライ!でお願いします


※トップ画像のクレジット表記は、先日より記事末尾に移動いたしました。

2014/01/20

2013年米国特許ランキング & おすすめ資料(インフォグラフィック)


Source : Pinterest

毎年の恒例、
2013年米国特許取得ランク トップ50、が出ましたね。

米国 IFI Claims Patent Services によるランキングです。
元データはこちら。

http://ificlaims.com/index.php?page=misc_top_50_2013


こちら↓は同内容のトップ10を、別のサイトから引用です


日本企業の数とか、企業名。
アジア勢の躍進なども目につきますが、

IBMが21年連続首位、とのこと。

色々な趨勢がある中での連続首位に、とりわけ驚かされました。
    ↓

首位となったIBMは6809件の特許を取得。2位以下に2000以上の大差を付けた圧倒的な取得数を示している。IBMでは、マシンが学習して推論しより自然な形で人々とやりとりするコグニティブ・コンピューティングなどを推進しており、人口知能「Watson」に関連した「語彙回答タイプでの確信度の評価と適用」など、広範な特許取得が行われている(関連記事:恐るべきIBMの知財戦略、なぜ太陽電池に賭けるのか?)。 / 
出所 : http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1401/17/news107.html


また、先ほどのTOP10 と同じサイトには、
こんな情報も掲載されておりました。



2013年、
最もクレーム数の多かった特許は → クレーム数404
最大のパテントファミリー → 525出願
長い 「クレーム1」 → 10,386語

・・・といった調子。

全文ではなく、
「クレーム1」で10000語超え、ってすごいですよね!

興味を覚えて、ちょこっと覗いてみれば、
「Cold menthol receptor-1 antagonists」

冷メントール受容体1のアンタゴニスト、って訳すのでしょうか??
生理活性物質の出願、のようです。


トップ50、色々な所で紹介されておりますが、
個人的に、今年一番興味深く眺めたのは、ダントツで

「最もクレーム数の多かった特許」 なども併せて紹介していた、
こちらのサイでした。 (PDFファイルです)
https://www.acclaimip.com/sites/default/files/AcclaimIP-2013-Patent-Statistics-infographic.pdf


インフォグラフィックになっており、見やすいですし、
追加情報が多く、まとまった資料として使えそうです。


それでは!

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2013/10/09

[海外]PATENTSCOPEの中国収録と、ついでに翻訳機能(その1)。


Lighting Layers and Reflections. / Source : Pinterest

おはようございます、酒井です。

ドイツ・Wissenswertのブログを見ていましたら、
WIPOのPATENTSCOPEに、中国特許のコレクションが追加された とのこと。


こちらから、PATENTSCOPEの収録範囲が確認できます。

中国の収録は、書誌事項・要約ともに
05.01.1989 - 13.06.2013 の範囲。
OCRフルテキストも、300万件強を収録したようです。


そういえば中国特許のデータって。

つい最近も・・・収録されたデータベース、ありましたよね?