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2020/12/15

トランケーションを制する者は英語検索を制す(かも)!



先日(2020/12/8) 弁理士会派・PA会のオンライン研修で、
イー・パテント野崎さんと
海外特許検索アーケードバトル(オンライン)の配信をさせて頂きました。
(野崎さんとのアーケードバトルも3戦目でした・・・っ!) 


海外特許検索というと
「英語、ちょっとやだな・・・」って顔をされる事、多いかも・・・
みなさんはいかがですか?
やっぱりちょっとイヤ?
それとも「英語どんとこい!」派でしょうか? 
 

さて
無料で海外特許検索ができるシステム・・・といえば、
Google Patents と Espacenet が代表格ですね。
Lens.org もかなり高機能です。
(12/8、野崎さんがLens使われてました^^)


Google Patents
https://patents.google.com/

Espacenet
https://worldwide.espacenet.com/

Lens.org
https://www.lens.org/



この記事では
Google Patents と Espacenet を使うコツをご紹介します。
題して ・・・

トランケーション(ワイルドカード)を制する者は英語検索を制す 

です

トランケーションとは・・・
キーワードと一緒に使う
*や?の記号です。別名ワイルドカードとも呼びます。

そして
データベース毎に、設定されている機能がちがいます。


今日のポイントは3つ☺
 
1)Google Patents 、普段使いにはトランケーション不要

これは想像ですが
Google Patents派(?)のみなさんの中には
経験的に
「あまり語形変化を意識しなくても
 単数複数とか、名詞形/動詞形とか、
 ちゃんと検索できてるかも・・・?」
とお気づきの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

じつは、Google Patentsの「ヘルプ」にも

上位25種類の一般的な変化形は(トランケーションを使わなくても)自動的にOR検索されます

と説明があります。
つまり・・・
カジュアルに予備検索などをする場合、
Google Patentsはトランケーション不要、
と言って良いんじゃないでしょうか?
これは嬉しいですよね!

なおGoogle Patentsにも
トランケーション機能、存在しています。
一覧を挙げておきますね。

2)Espacenetの得意なこと=きっちり検索

前項を簡単にまとめると
「Google Patentsの持ち味 = ふわっと良い感じに検索」
とも言えますが

これに対して、Espacenetの持ち味って
「考えたとおりに、きっちり検索できる」
って事かな、って思います。

なんと言っても

あっ、話を戻しましょう。
Espacenetのトランケーションももう一度貼ります。


?(0または1文字)と
#(必ず1文字と置き換え)をうまく組み合わせられるとベストです^^

Espacenetだと
3文字以上の英数字に続けて?または#記号を入力する場合、
使用できるトランケーションは最大7個です。


それから、
これは「トランケーション」の話ではありませんが、
Espacenetは「検索項目」もきっちり選択するタイプのデータベースです。
逆にGoogle Patentsだと、普段はあまり「全文」とか「要約・請求項」とか意識しないですよね?

何を言いたいかというと・・・
経験上、「検索項目」と「単語の長さ」が明確に思い浮かぶ場合
Espacenetを使う方が、圧倒的に早く結果が出ます。

たとえば先日のPA会オンラインバトル。
お題が「マスク」だったのです。
これ、予備検索をするなら

・おそらく「発明の名称」に「マスク(mask / masks)」が入っている
・マスキング(masking)はとりあえず考えない

という予想がつくので

ti any "mask?"  (?=0または1文字)

を選択するとよいことになります^^
 



3)Google Patentsにしかできない検索 
Espacenetでは機能上できなくて、Google PatentsではOK、といえば 「左トランケーション」を挙げたいです。(ツイート参照) 私は素材系の特許調査で 
接頭語(接頭辞)のバリエーションを確認するとき、
便利に使っています^^ 


以上まとめますと
 
・難しい事を考えたくないな・・・って時は、GooglePatents
・接頭辞のバリエーションを見るのも GooglePatents.
・「商品の名前」がなどがクッキリ思い浮かぶときは Espacenet

です。
楽しみながら比べてみて頂ければと思います^^

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