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2016/09/01

Google Patents17カ国の収録チェック。使える国、使えない国?



こんにちは、サーチャーの酒井です。

Google Patentsの収録国が、17カ国に増えました。
https://patents.google.com/


そして、インタフェースもすこし変わり、
収録範囲が、直感的にもわかりやすくなりました。



収録範囲を確認するときは、ここ。


around the world

の文字をクリックすると、
収録データがポップアップします。


たとえば日本

グラフ表示の、が登録系(Grants)、が公開系(Applications)。

全文データ(Fulltext)収録は、登録1994~、公開1993~。


これは、どこから見ても
「公報CD-ROM化以降」。

とてもわかりやすいですよね。



・・・と、全収録国を次々に見ていきましたところ、


収録国が17カ国に増えた、といっても、
やはり、
使える国と、使いにくい国があるなぁ。。

と感じました。



残り16カ国分、軽くレビューしてみます。
※記事を折り畳みます。



中国


以前からの収録国です。

公開、登録とも、20年分以上は全文収録されていますし、
グラフに不自然な欠落も見受けられません。
普通に検索できそうです。


※ Google Patents全体に、
※ ごく最近の公報は未収録の可能性がありますよ~



米国


米国も以前からの収録国。

公開制度自体が2001年からですし、特に問題なく使えるかと。
・・・登録系のフルテキスト、1700年代からって、すごいですよねぇ。



欧州


制度開始以降のフルテキストが収録されている、というイメージですね。
EPも特に問題なし。


PCT (WO)


EPと同様、制度開始以降のフルテキスト収録です。
登録系の公報は、元々存在しないのでゼロ!で。



ドイツ



ドイツもね、以前から収録されていたのですけど、

「そうなんだぁ・・・内訳、こうなっていたのねー!」と、
初めて意識しました。(折れ線グラフで)

登録系公報の件数は伸び、
公開系は近年横ばい気味。


細かくデータを見てはおりませんが、
この後出てくる、イギリス等も少し似た傾向のグラフなので、
EP出願分が影響しているとか・・・? かもしれないですね。(想像ですけど・・・)


イギリス


イギリスは、新しい収録国ですが
結構特徴的かも!


登録と公開が収録されているのですけど、

説明の小さい文字をよく見ると、

登録のフルテキストは、入っていないみたい?


「・・・あっ、そうなんだぁ。。」って、だけなんですけどね。



韓国


韓国の収録は、ここ10年分だけ。
でも、公開・登録ともにフルテキストが入ったようです。

個人的には、KIPRISや日本の中韓システムと
使い勝手や癖など、比べてみたいと思ってマス。


フランス



フランスも、イギリスと同じパターン。
登録のフルテキストは入っていないです。

なんだろう・・・悪い予感。
ひょっとして 「書誌事項だけ」 とかじゃないでしょうね?

ここも後で確認、っと。


カナダ



カナダは、なんだかグラフが不思議

文字での説明では
「公開・登録とも フルテキスト1978~」 って事になるのですけど、


公開系の古いデータ、
ほとんど入っていないんじゃないでしょうか・・・?



スペイン



スペインのグラフは、かなりジグザグ状態。
・・・本当に、出願件数/公報発行数の変動が激しいのかもですね。



ロシア



グラフがスッと立ち上がっている点で、
日本と似たタイプの収録かと。

特定の年代以降のデータを、
しっかり収録すると、
たぶん、こういう立ち上がりになるのでしょうね。


オランダ



・・・・判断に困った国、ひとつめはオランダです。

収録開始年は、確かに「公開系 1990」なんだろうけど、
近年のデータがあまり入っていない、というグラフ。

正直、検索しても「うーん?」って状態になりそうです。



フィンランド


フィンランドも、判断に困るかなぁ。
タイプは1つ上、オランダと似てます。


最近の公報の収録状況がイマひとつ、なのか・・・

それとも、
ノキアの体調が悪くなって、
国全体の出願件数まで下がったのか・・・?


意外と後者?のような気もしてるのですけど、
この収録グラフだけでは、ちょっとわからないです。



デンマーク


既出のイギリス、フランス、オランダ、フィンランド など、
最近の公開件数が、がくんと下がっている国、
欧州にいくつかありまして、

この、デンマークも同じパターン。

・・・欧州各国のデータは、こういうもの、と思った方がいいのかなぁ。。



ルクセンブルグ



登録もちょっぴり入ってますけど、

実質的には「公開だけ」ですね。ご愛敬。



ベルギー



ルクセンブルグとは逆パターン。
登録だけが収録されています。

が、

フルテキストは入っていないんですって。


・・・再び 「まさか書誌事項だけじゃないでしょうね・・・?(ぶるぶる)」 という考えが脳裏に (笑





・・・と、長々とレビューいたしましたが、


ほんと!
国によって、
収録状況って色々、なのですねぇ!



商用データベースでも、
こういう事って、普通にあるのだと思います。
(なんと言っても、データの出所は同じ「各国特許庁」ですし。)


国数が増えるのも、とても嬉しいことですが、
もうひとつ、検索で大事なのは 
「データがしっかり揃っている事」


私も、改めて
ふだん使っている商用DBの収録に、
再度目を向けてみたい、と思いました。


それでは!

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