先日「固定URL、使いやすい方を使っていくと思う」と書いた、その後。
Google PatentにCSV出力機能が追加されていました。
正確には
・ブール検索(演算子を使った検索)
・グラフ
・サムネイル表示
・ダウンロード機能 ←CSV出力はこれ。
の4機能追加。
今日は前編で、
ブール検索とダウンロード機能を、レビューします。
※折り畳みます。 「記事の続き」へどうぞ。
・ブール検索(演算子を使った検索)
以前から、Googleの基本的な演算子が利用出来ましたが
(→検索演算子 | Google)
これに加えて
が使えるようになった、とのこと。
詳しい説明はこちらから。(英文)
ブール演算や近接演算などは
Advanced Search 画面の左上に入力します。 ←ここ大事かも!
※通常の検索画面ではエラーになりました。
こんな感じに入力します。
ADJ/x は語順指定の近接演算。数字Xは語間のWord数
NEAR/x は 語順無指定の近接演算。
SAME は 語順無指定で、語間距離が200語以内。 (同一文章中、のイメージかと)
他には
語間距離 20語以内の WITH があります。
そして、検索したら
・ダウンロード機能
Google Patentのダウンロード機能は
画面表示されている公報のCSV情報を出力します。
表示件数は初期値が10件。最大100件まで表示できます。
なので、基本は「CSVは最大100件出力」という感じらしいんです。
「最大100件の設定らしい」と、歯切れ悪い言い方をしたのは・・・
実際に出力させてみると、
設定は100件のはずなのに
750件ほど出力される時が多かったから。(困惑)
出力件数、多い分には文句はないです。
でも、謎ですよねぇ。
どうしてこうなるの・・・?新機能搭載キャンペーンなのし? (違
また、CSV出力の際、
出力項目は選べません。
Downloadをクリックすると、即、データ出力されます。
また、お使いの環境によっては
激しく文字化けするかもしれません。(・・・しない環境もあるかと)
その場合は、CSVファイルを
1) 一旦、メモ帳などで開き
2) 文字コードを Unicode に変えて保存。
(Unicodeでもダメなら、ANSIで)
3) 再度、Excelで開く
で、うまくいくかと思います。
先ほど 「CSV出力の項目は選べません」 と書きました。
出力項目は、今のところ下記に固定されています。
id | 公報番号 |
title | 発明の名称 |
assignee | 出願人/譲受人 |
inventor/author | 発明者 |
priority date | 優先日 |
filing/creation date | 出願日 |
publication date | 公報発行日 |
grant date | 登録日 |
result link | 固定URL |
最近とっても気になる
固定URLも出力されます!(歓喜
出力データは、こんな感じに見えます。
result link
-----------------------------------------------
https://patents.google.com/patent/US3380776A/en
https://patents.google.com/patent/ES2283698T3/en
https://patents.google.com/patent/JPH06227300A/en
https://patents.google.com/patent/FR2735001A1/en
https://patents.google.com/patent/CN202294667U/en
https://patents.google.com/patent/GB2072489A/en
各国公報の、固定URL書式を分析するとき
かなり役立ちそうです!
それでは!
■ご案内■
0 件のコメント:
コメントを投稿