こんにちは。酒井です。
快晴の関西から戻ってまいりましたー!
・・・会議で10時から16時、みっちり屋内でしたけど。
会議には勿体ない好天でしたが、
こればかりは仕方ありませんねー。(苦笑)
※会議もとても勉強になり、楽しかったですよ?
こちらの会議、
学校の先生方の参加が多くて
※幼稚園から大学院まで幅が広い!全体には「高校」関係が多かったです。
今までとは、すこし違った切り口で
人材育成や知識の習得について考える機会にもなりました。
学校ということで・・・
今日は「家庭科」!
料理の上達を例に「上達構造」を考えてみたいと思います。
※記事を折り畳みます
「おいしいもの」を家で作って食べよう、と思ったとき。
「すてきな道具から入る」のが好き、という方、
いらっしゃいますよね?
(私も好きですー!)
「こだわりの素材」とか「伝統製法の調味料」に反応する方、も
いらっしゃるかも。
(これも、結構気になるなー。( ̄∇ ̄))
雑誌で見た目新しいレシピを試す、とか、
家にある材料名で、クックパッドで検索。よさそうなレシピを選ぶとか。
(クックパッド先生にも、お世話になってます♪)
・・・といった事を組み合わせると、
自己流アレンジさえ加えなければ、
ちゃんと、美味しいものができる可能性、高そうです。
(ちなみに、初挑戦のレシピで自己流に走るのは、割と危険ー!笑)
・・・って感じだと思うのですが、
家庭科の先生方に言わせると、
料理の上達構造って、こんな風になっているみたい。
(先生によって、違う見解もあるかと思いますが)
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0) 「調理」の科学的な知識
調理って大抵、物理変化か化学変化。
切り方を変えると、口当たりがどう変化する、とか
材料に固有の温度でたんぱく質の凝固が始まる、とか
道具なんかもここ。調理器具=変化を起こす道具、です。
1) 「素材」に関する知識
旬とか栄養素とか、鮮度の見分け方だとか。
↓
↓
「調理」と「素材」を掛け合わせると?
材料 × 調理器具 × (物理 or 化学)変化。
「なぜ、そうなるのか」の根本がわかります。
2)ベーシックな料理のレシピ
「ほうれんそうのおひたし」とか「お味噌汁」とか
小学校の家庭科で調理実習に登場しそう?なレシピ。
学校では生活技術として学ぶのですが、
よーく観察すると「調理」と「素材」の基本が詰まってます♪
3)ちょっと手の混んだお料理・お菓子。
文字通り手が混んでいたり、
化学変化・物理変化のコントロールが繊細な料理。
理屈がわかっていても、できない事が結構あって、
「何回か試して、家のオーブンの癖を把握する」的な事が起こります。
4)オリジナルレシピを開発する。
勝率(?)を上げるには、0)~3)が物を言います!
中には勘と味覚で「ふふふ~ん♪」とできる方もいるかも・・・?ですが、
経験則でもいいので
「調理」と「素材」の特徴をしっかり理解できてると
いきなり初回から、美味しいレシピができる確率がUP!です。(^^)
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でも、全員が0)~4)、きっちり必要か?というと
全くそんな事はなくて
ベースの知識が、さっぱり欠けていたって
・ご飯が炊けて
・お味噌汁が作れて
・野菜炒めとか、卵焼きとかもできたら
とりあえずは、生きて行けそうですよね!
・・・ってことなんですけど
これ、全体的に検索技術に似てますー!
0)道具は 検索システム と 知財の知識 で
1) 素材は 特許データとか 非特許データ
理屈がわかった上で
2) ベーシックな検索 (簡単な情報収集とか)
を経験してみると「なるほど!」と思える事も多いはず。
そこから
3) 実践的な検索 (広範囲な動向調査とか、侵害予防調査とか 色々)
に進むと、やっぱりスムーズ。
そして・・・
4) 自在に検索条件を設計できる
というのは、
0)と 1) 基礎知識を持って、
2)と 3) 王道、ベーシックな検索ってこう・・・なんだけど、
場面に応じて応用したり、微調整を加えたりする。
って事なんですよねぇ。
けれども!
全員に0)~4)、全部が必要か?というと、そうでもなくて。
※ここ大事ー!
・データベース立ち上げて
・キーワード入力して
・公報読んで、自分に関係あるのを拾えたらOK!
という方の方が、たぶん多そうではないですかー?
そして、もしかしたら
・白ご飯とか
・お味噌汁とか
・野菜炒めとか
みたいな「定型検索レシピ」で、
何とかなる範囲も、
意外と広いのかも?しれないですよね。
※ 0)~4)、全部必要なのは
※ 社内の”めんどくさい検索”が集中する、敏腕サーチャーの方!
※ お料理で言ったら 「カリスマシェフ」みたいな方ですね。
自分の経験からいうと
「チーム」から「課」くらいの単位で、
定型レシピが通用しそうな印象、の時が多いのですけど・・・
定型レシピって、あったら役に立つのかしらん?
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