特許検索の初級講座、内容の全貌を書いてみるシリーズ、6回目です。
今日は 「試し検索」 の結果確認について。
試し検索は、文字通り 「おためし」 なのです。
個人的には、あまり真剣・・・いや、深刻にやり過ぎない方がいいかな、と感じています。
肩の力を抜いて
「ひとことで言うと、こういう技術について、調べたいのよね!」 →50字要約
「っていうことは~、ポイントはこれ(技術要素)とこれ、あと、これが揃っていること」 → 要素抜き出し
「じゃあ、検索してみよっかー?」 → 同義語・類義語追加&試し検索
って感じ。
テンポ良く検索できると、いいと思います!
※ そういえば私、公報抽出も「リズム感」でやってるな・・・うん。
そして今回は 「試しに検索してみた結果」 の見方。
ここはまだまだ、テンポ良く進む段階です。
試し検索をおこなうと、普通はまず 「検索結果一覧」 を見ると思います。
こんな感じ。
ここでは、1件1件ではなくて、「一覧」「公報のあつまり」としてデータを見ます。
私がいつも見るのは・・・まず 「発明の名称」
調査テーマに対して、
- ほぼ全件当たっているのか?
- 半分前後、当たっているのか?
- かなり、はずれているのか。。。
- さっぱりなのか。。。
を眺めます。
冒頭でも述べましたが、深刻な感じはナシ。計数評価とかは全然しません。
雰囲気で 「どの程度、当たっているか」 でオッケーです。
「おためし」なので!
全件~半数くらいが当たっていれば、FIの「傾向」 を見ます。
と言っても 「何か、特定の分類が多くないか?」 と見る程度です。
では、当たりが半分以下だったら・・・?
うーん、基本的には 「試し検索失敗」 です。
このまま頑張っても、たぶんうまくいかないですね・・・
って事で、やり直し!(笑)
ここまでの判定は、短時間に行えるといいと思います。かなり「テンポと感性」の世界かも。
私は・・・一覧画面は、30秒見ているかどうか・・・です。
その間に、当たり/ハズレと、大まかな分類傾向を判定します。
残念ながら 「やり直し!」 になった場合の、代表的な対処法は、
次回お送りします。お楽しみに♪
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