私は明細書を作成しなくなって、ほんと久しいのですが、
符号・図番の整合性チェック、皆さんどうされてますか？
自分が明細書書いてたのは２０世紀（＾＾； なので、
明細書もそこまで長くなかった・・・ように思います。
（電気分野、って事も関係してるかも？）
今だと、明細書のボリュームも増えており、
図番の整合性確認、以前より大変ではないかな・・・？と。
傍から見て、想像するだけなんですけどね。
なんて、思わず想像していた理由は、
先日、ご縁があって、
テキストデータから符号表、クレームの構造、クレームツリーを自動生成するツール、
FUGO Online を紹介頂きまして。（無料のツールです）
試用してみて、自分が一番「面白い！」と感じたのは符号表。
符号の整合性を自動チェックする機能だったから、です。
明細書作成やチェックをされており、
符号の重複、抜け、表記間違いなどで苦労されている方は、
記事の続き、チェックしてみてくださいませ。
※トップ画像のクレジット表記は、先日より記事末尾に移動いたしました。
https://fugo.azurewebsites.net/
使い方はとってもシンプル！
１）チェックしたいテキストデータ（出願明細書など） を準備。
２）「チェック対象のデータ」にコピペ
３）「チェック実行」をクリック。 すぐ、チェック結果が表示されます。
※クリックで拡大します
IPDLの公報テキスト検索からテキストデータを取り、FUGO Onlineにかけたものです。
赤く表示 されているのは 「名称が重複」 と判定された符号。
そして、私が「これ、何気なく見えるのにレベル高い！」と思ったのは、ここ。
下記はチェックに試用した公開公報の一部。
符号の他に、サイズ（１．２ｃｍ）とか、商品構成（２４色セット／４０個）など、
明細書には、図番以外の数字がたくさんあるんですよね。
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図２に、枠、色名および色名に対応する番号が予め印刷されたカラーチャート作成用シートの一例を示す。図示したカラーチャート作成用シート４０は、（株）サクラクレパスが販売する、水彩色鉛筆２４色セットに対応するものである。図示するカラーチャート作成用シート４０は、４０個の枠４２を有し、うち２４個の枠の下方に、（株）サクラクレパスが販売する水彩色鉛筆２４色セットで採用されている色名およびそれに対応した番号４４が表示されている。また、商品名および販売元の略称を含む、「サクラ 水彩色鉛筆カラーチャート（２４色）」の表示４６が印刷されている。枠４２は、短辺×長辺が１．２ｃｍ×４．０ｃｍである長方形である。この枠４２に、色を塗っていくと、２４色全てが示されたカラーチャートが完成し、利用者は、色とそれに対応する色名を、把握することができる。
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FUGO Online、よーく見るとサイズや商品構成の数字を拾ってしまっている部分もあるにはあるのですが（＾＾；、全体的には符号以外の数字をうまく避けている様子なのです。
これって、単に数字を拾っているだけではない、って事ですよね？？
うまく処理されているなー、と感動しました。
ちなみに、英文明細書でも大丈夫、とのことです。
現在ベータ版とのことなので、今後に期待！ですね☆
面白いな、と思われた方、アクセスしてみてくださいませ。
最後にもう一度、URLを。
https://fugo.azurewebsites.net/
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