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こんにちは、酒井です。
昨日の記事からの続き、です。
↓
「J-PlatPatの経過情報を見ると、
優先権証明請求、というのがあって、
外国出願を検討した可能性は極めて高いし、
実際に、対応外国出願が見つかるケースが多い」
という話だったのですが、
これ、商用データベースならば
もう一段階、手の込んだ検索ができます。
記事の後半に検索例を載せますね。
私のはいつものJP-NET/NewCSS系ですが、
他の商用DBでも、ほぼ同じ事ができそうな気がします。
それでは、検索例に続きます。
※記事を折り畳みます。
検索例 ある企業の「外国出願されていそう」な公開特許を調べる。
・・・と検索しました。
が
一覧表示をすると、ですね・・・
かなりの出願が「ファミリー有」と表示されます。
公開後時間が経つと、DocDB系のファミリー情報も入ってくるのです。
今回はどちらかというと
「ファミリー情報はまだない。
けれども
外国出願されていそうな出願を把握したい」ので
ファミリーの有/無でソートします。
(これも、商用データベースならではの機能です)
気になる出願があった場合は・・・
個々に「優先権証明請求をしている国コード」を見ると
どの国を検討しているのか、推定ができます。
(昨日の記事参照)
審査経過項目を調べる
「中間コード」の検索は
残念ながら、J-PlatPatでは利用できませんが
商用データベースであれば、
検索できる製品が大半かと思われます。
工夫次第で、興味深い集合を取り出せるのは
中間コードの面白いところですね!
それでは。
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